辞書で見つけた素敵な日本語を“ツマミ”に出演者たちが酒を味わう番組「川島明の辞書で呑む」。毎回さまざまな頭文字がテーマとなっており、今回のイベントでは「か」から始まる日本語について専門家の山本康一氏と見坊行徳氏の解説を交えてトークを繰り広げた。番組の趣旨のとおり、ステージ上で川島らが酒を飲みながらトークを展開するとともに、客席での“辞書呑み”も推奨されたこのイベント。オープニングの川島による「新しい日本語との出会いに乾杯!」という発声を皮切りにスタートした。
番組常連で酒好きの村上は「演者用の『黒霧島』(芋焼酎)が2升置いてあったので、がんばらせていただきます」と挨拶し、同じく常連のサーヤは「立てなくなるまで飲みます!」と宣言するが、これは台本通りだと打ち明ける。ニシダは出演者に実際に飲み物を運ぶ店員役を務める一方、「10万円の電子辞書を持ってきました」と辞書マニアとしてアピール。「辞書で呑む」初登場の佐久間は自身のAD時代を振り返り「誤字脱字を辞書で確認していた。編集所で辞書と一緒に寝たことが何度もある」と辞書との縁を述べた。
「我々と相席している気分で見てほしい。みんなと飲んでいる」と呼びかける川島の進行のもと、イベント会場は客席でも飲みながら辞書が読めるよう、いわゆる“客電”が終始明るく照らされる独特な環境に。出演者たちは、あまり聞き慣れないような日本語を1人ずつ選んで紹介し、先にその意味を説明したり、その日本語の意味をクイズ形式で出題したりしながら新しい日本語との出会いを和気あいあいと楽しんだ。
エンディングで川島が「『辞書呑み』という言葉が辞書に載るまでがんばります」と意気込み、岡崎体育の即興ソング披露、DOTAMAと村上によるラップバトルなども会場を大いに盛り上げたイベントの様子はPIA LIVE STREAMとFANY Online Ticketでライブ配信された。アーカイブ配信は7月29日(月)まで。チケットは同日20時まで販売中だ。8月17日(土)と8月23日(金)の深夜には放送パッケージ版としてテレビ東京でオンエアされる。
川島明の辞書で呑む THEライブ~有楽町で呑みましょう「か」~
日時:2024年7月19日(金)19:15開演
会場:東京・ヒューリックホール東京
配信料金:1800円
チケット:PIA LIVE STREAMとFANY Online Ticketで7月29日(月)までアーカイブ配信。チケットは同日20時まで販売中。
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