東京03飯塚がドリフの学校コントで教師役　加藤茶、高木ブー、飯尾、チョコプラら自由な生徒

来月8月5日（月）に「ドリフに大挑戦SP」（フジテレビ系）が放送され、加藤茶、高木ブーをはじめ、多数の芸人が出演する。これはザ・ドリフターズのさまざまな名作コントに芸人やタレントが臨み、ときに加藤や高木らとも共演する恒例の特番。東京・フジテレビ湾岸スタジオで昨日7月5日に記者取材会が行われ、加藤、高木、ずん飯尾、東京03飯塚、チョコレートプラネット、ももいろクローバーZが出席した。

彼らがこの日収録に臨んだのは飯塚が教師、それ以外のメンバーが生徒役の学校コント。多くの子供たちを前に公開収録形式で実施された。加藤が「ドリフがやるのとはまったく違って面白かったね。ドリフの頃はガチガチで決めてやってたけど皆さん自由にやってくれた」と収録の感想を語ると、飯塚やチョコプラから「加藤さんが一番自由にやってた」とツッコまれる。高木は「今、加藤と2人だけど皆さんが参加してやってくれることがうれしい」と話した。

番組常連の飯尾は「学校コントに初めて参加できて楽しかった。興奮しちゃって。高木さんのド正面の顔は（面白くて）耐えられなかった（笑）。技とかを超越して生きざまを感じる。憧れの舞台です」と感慨深い様子。飯塚も番組の常連で「学校コントはずっとやりたかった。とにかく疲れます（笑）。いかりやさんの偉大さを感じました。ブーさんも、さすがに頭は殴れないと本番前は思ってたけど何回か殴っちゃった（笑）。強めに行っちゃった。貴重な体験でありがたかった」と役割をまっとうした様子だった。

番組初出演のチョコプラは、長田が「伝説の番組に芸人として出られるなんて思ってもみなかった。加藤さんと高木さんが袖で打ち合わせしてて、何十年もやってたらジェスチャーだけで意思疎通できるんだなと思ったら、加藤さんが『え？ まったくわかんない』って言ってて（笑）。裏を見ててるだけで面白かった。裏もドリフだった」と舞台裏の様子を伝える。チョコプラ松尾も「自分がコントをやってるのを忘れて泣きながら笑っちゃった。贅沢でした。オープニングの曲を歌わせてもらって、たまんなかった」と喜びを語った。彼らのほかハリセンボン春菜も生徒役で出演している。

次に挑戦したいコントを聞かれると、飯塚は「『全員集合』の長めの学校コントをいかりやさんの立ち位置でやらせてもらいたい。大変ですけど」と改めていかりやへのリスペクトを表明。そんな飯塚に加藤が「いかりやさんが全員に振り回されるやつは？ チョーさん（＝いかりや）最大の演技」と名作の銭湯コントを提案すると、飯塚は「あれはやりたくない！（笑）」と真っ向から否定していた。