「ミキ漫」初日開幕、昴生の新技“バタフライツッコミ”も炸裂する絶好調ぶり　次は秋田

ミキの単独ライブ「ミキ漫」の全国ツアーが、昨日6月28日に東京・有楽町よみうりホールで開幕。満席の会場を大いに沸かせ、最高のスタートを切った。

大喝采に迎えられステージに登場したミキ。大雨の中、来場した観客に昴生が「びしょびしょでしょ？」と問いかけ、亜生が「なんか生乾きの匂いする！」と声を上げる冒頭のちょっとしたトークも漫才のようで、観客の心を和ませていく。東京公演のチケットは即完売、そして今回のツアーでもっとも大きい1200キャパの三重公演は無事完売した一方、2公演目の秋田が売れていないと嘆く2人。来場者に「……来たら？」と投げかけ、「50％引きにしましょうか？」と提案すると拍手が起こったが、昴生は「嘘つけよ！（笑）」と信用しない。

グッズのTシャツの話題で、亜生がNumber_iの名前を出すと、昴生は「難波愛さん？」とすっとんきょうな返し。そこから脱線に次ぐ脱線トークが繰り広げられ、ネタに入る前から会場は笑い声でいっぱいに。

展開された新作漫才はどれもパワフルで、勢い余った昴生から“バタフライツッコミ”という亜生すら見たことがない新技も飛び出した。後半、昴生はクロールっぽい動きのツッコミも披露してみせたが、バタフライツッコミのことをすっかり忘れていた亜生や客席はポカン。少し間を置いてから、亜生が別の水泳ツッコミを期待していたことを思い出し、「全員忘れてたのに、お兄ちゃんだけや、これやろうってずっと考えてたの（笑）」と昴生の真面目な一面が露呈する場面も。こんなハプニングも漫才の中に取り入れながら、ミキらしい掛け合いで2時間、ファンを楽しませた。

ツアーはこの東京公演を皮切りに、秋田、佐賀、茨城、三重、熊本、北海道、徳島、沖縄、福井をめぐり、浅草公会堂での東京凱旋公演を経て最後は大阪・なんばグランド花月で千秋楽を迎える。チケット詳細は「ミキ漫」オフィシャルサイトで確認を。