「ざっくりハイボール」会見でジュニアが興奮「実はせいじに密着」

本日10月11日、毎週土曜深夜に放送される新バラエティ番組「ざっくりハイボール」（テレビ東京）の記者会見が都内スタジオにて行われ、千原ジュニア、フットボールアワー、小籔千豊が出席した。

先週10月8日深夜に第1回放送が届けられたこの番組では、ジュニアが独自の切り口で送る「クイズJ」や、芸人が自ら考えたゲームに挑戦する「俺ジナルゲーム」など、毎回さまざまな実験的企画に主に芸人たちが挑戦。番組タイトルは「ジュニアの襟元がいつもざっくり開いていて、ハイボールをよく飲む」ことから命名された。

収録の合間に行われた今回の会見で、ジュニアは開口一番「こう、残高が減っていく、という……逆に入ってくるものはあるのか……？ 今のところ出る一方」と精神的な疲弊をにおわせて記者を笑わせた一方「楽しい番組になるかな」と発言。フット後藤は「純粋なお笑い番組。僕たちも見ている人たちも、何が飛び出すかわからない」、フット岩尾も「先輩方とガッツリやるので、楽しくもあり、プレッシャーを感じるところもある」と、ともに心地よい緊張感を味わっている様子だった。

「おしゃべり割烹 小籔亭」コーナーでジュニアや後藤と濃密なトークを展開する小籔は「鼻息フガフガ言いながらやらせていただいている」と独自の表現でコメント。またこの番組では「オンエア上、収録を終えた芸人たちの感想を放送してから、本編に入る」という形式を取っているため、小籔は「先に見所がわかって画期的なスタイル。ほかの番組より倍、楽しめる」とその独自性をアピールした。

これまでの収録で印象に残ったコーナーとして、ジュニアは「ばったり大人力」を挙げ「廊下などでほかのタレントさんとバッタリ会ったとき、大人の会話がなかなかできない。このコーナーはスキルも上がるし、いい企画」と絶賛。「テレ東さんはドラマや映画にも力を入れているので番宣でも使える」と将来的な展望も明かした。

番組の出演者に名前を連ねているものの、この日の収録や会見に姿を見せていない千原せいじについては、ジュニアが「今後出てくるらしいですよ。僕はこれ凄いと思うんですけど、実はずっとせいじをカメラで追いかけて、密着している。イギリスのBBCにおけるシロナガスクジラみたいなもんですよ！」と興奮気味に説明。「アイツの周囲の後輩芸人4、5人がカメラを回している。僕もせいじのプライベートは知らないので興味深い」と今後の展開に期待を寄せていた。

記者に「今後やってみたい企画」を問われると「千原ジュニアのバンジージャンプ」や「仲のよくない芸人同士を仲直りさせる」など意見が続出。やがてジュニアが岩尾について「十数年いっしょに仕事しているが、今までに岩尾と喋った会話、文字に起こしたら原稿用紙半分にも行かない」と意外な事実を告白した。その後、岩尾が小籔や相方・後藤ともプライベートでの交流がないことが発覚し、ジュニアは芸人が岩尾の自宅に泊まる「岩尾に泊まろう！」企画を提案。岩尾が「マンションの許可が必要になる」などととぼけたものの、ジュニアは「引っ越せや！」と反論し、降って沸いた新企画に早くもやる気を見せていた。