雑誌「+act.(プラスアクト)」2024年6月号(ワニブックス)に、今年4月から東京を活動拠点にしている
配信ライブやテレビ番組のTVer配信、YouTubeなど、大阪にいても全国の人に知られる機会が増えている中、それでも上京を決めたのは「仕事の幅を広げる」ため。新山は「とにかく思いつく限りのこと全部したい」と、ドラマ、「紅白歌合戦」出場、映画出演、執筆業など、いろんな仕事に興味津々を示す。石井もテレビでの活躍や得意のダンスを生かした仕事に意欲を見せるが、コンビ揃っての活動には「いやぁ……」と苦笑い。しかし先輩である見取り図の話を挙げながら「そうなったときに考える」と述べた。
ヨシモト∞ホールへの所属は、蛙亭イワクラの誘いを受けたのがきっかけだという。新山は「ムゲンダイに入ってくれっていうLINEが来て、なんで?と聞いたら『楽しそうだから』って返ってきた」と明かし、ムゲンダイのリーダーを務めるネルソンズ・青山フォール勝ちと飲みに行き「次のリーダー任せるわ」と言われたエピソードを紹介。石井も「横の繋がりができそうで楽しみ」と期待する。
2人は「M-1グランプリ2023」で話題となったネタ「見せ算」を披露した理由についても言及。新山は「(準優勝した)2022年の正統派みたいなイメージを崩さなあかんな、このまま行くとこぢんまりするというか変に真面目で硬そうに見えるのも面白くないかなと思った」「やりたいネタ(見せ算)を決めてなかったらあそこまでの熱量は生まれてなかったので、見せ算が(決勝1本目のネタ)ホームステイを作ってくれた」と振り返り、「M-1」準々決勝の段階で多くの芸人が拍手笑いを起こしているのを目の当たりにしたときにふと「俺らがやる意味ってなんなんやろう」という思いに至ったことも明かした。石井は準優勝を経験したからこそ「狙って優勝できるもんちゃうんやろうなって考えるとちょっと冷めたというか。“そのときの戦いの結果”みたいなことをすごく感じた」といい、「今はM-1に対してバキバキに、とは思ってないです」とひとまずは東京での仕事に注力したい考え。
「まあ、全部ダメやったら漫才もあるんでね!」(新山)、「最後の砦ですね」(石井)と漫才をよりどころにしつつ、東京でさまざまな魅力を開花させそうなさや香に今後も注目しがいがありそうだ。このインタビュー全編は「+act.」2024年6月号で。
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見取り図情報アカウント @mtrz_log
📖参考
「+act.(プラスアクト)」2024年6月号より、
さや香さんがインタビューで見取り図さんのお話をされているようです。
https://t.co/xr39bTiQCJ