「今回売れへんかったらいつ売れんねん！」笑い飯がDVDイベント

昨日9月15日、東京・池袋サンシャインシティ アルパB1F噴水広場にて、DVD「笑い飯『ご飯』～漫才コンプリート」と「笑い飯『パン』～笑いの新境地～」の発売記念イベントが開催され、笑い飯が登場した。

噴水広場がフリースペースということもあり、DVDを購入したファンのほか一般客も多数詰めかけたこの会場。噴水が華やかにステージを演出する中で登場した2人は、哲夫が「我々、笑い飯と言います！」、西田も「DVDを出したんですよ！」とそれぞれ聴衆に初々しく訴えかけていた。

イベントでは、哲夫が新潟県の奉納花火大会で花火打ち上げの際にメッセージを読み上げてもらった逸話を披露するなどフリートークを展開。西田は9月14日に発売された「ご飯」がヒットチャートの上位に入ったことに触れて「最近のお笑いDVDの中では好調」と喜び、哲夫は「ムーディ勝山のDVDは75枚しか売れなかった」と後輩をイジッていた。

「ご飯」は笑い飯にとって初めての単独DVD。哲夫は「7年ほど前からDVDを出すお話をいただいていたが『VHSで出させて！』と言っていたらフェイドアウトした」ととぼけながらも「中途半端な時期には出したくなかった」とコメントした。一方、西田は「すごく評価の高かったネタと低かったネタが一緒に入っている」と説明。昨年2010年に「M-1グランプリ」王者に輝いたばかりという発売のタイミングについても「今回売れへんかったらいつ売れんねん！」と話し、記者の笑いを誘った。

来月10月12日に発売される「パン」に関しては、哲夫は「ほかで見せたことがない感覚」、西田も「今までになかったジャンル」と自信を覗かせ、2人で「（『ご飯』『パン』と続いたので）炭水化物でシリーズ化していきたい」とアピール。マンガ家・浦沢直樹が2巻ともにデザインを手がけたジャケットにも言及し、哲夫が「“プロ受け”がいいんですよ、僕ら！」とおどけると、西田は「他人の名前を使って、ワンクッションおいて『自分らが凄い』というのはイヤらしい」と謙遜していた。