天竺鼠川原が会見でテレ玉新番組を語る、初回ロケは記憶なし「気が付いたら終わっていました」

本日3月18日、テレビ埼玉の「45周年記者会見」が都内で行われ、新番組「天竺鼠の川原の」のメイン出演者である天竺鼠・川原が登壇した。

既報の通り、3月27日（水）にスタートする「天竺鼠の川原の」は、テレビ埼玉の45周年を記念した新番組。川原が埼玉県内外を自由に歩き回る“街歩きロケバラエティ”だ。

記者会見で川原は「今までも番組でロケをしたことはあったんですが、ツッコミがいたんです。今回は本当に誰もいない。誰もツッコんでこないという違和感がありましたが、楽しかったです」とコメント。続けて「ツッコミとカッコよく言いましたが、注意する人。今まで僕は注意ばかりされていたんです。楽しくボケているのに『やめとけやめとけ』『こいつあかん』と注意されながら20年やってきましたが、どんどん委縮してきてはいた。だから、この番組が始まって助かりました」と述べた。初回のロケは秩父で行われたが、川原いわく「1つも覚えてない。気が付いたら終わっていました」とのこと。果たしてどのようなロケになっていたのか、オンエアに注目しよう。

なお同局は45周年に際して「おかげたまで45周年」というキャチッコピーのもと、懐かしのアニメやドラマを放送するほか、連載開始45周年の「キン肉マン」とのコラボ企画を展開する。

天竺鼠・川原 質疑応答

──埼玉には縁もゆかりもないんですよね？

はい。でも、この番組によって縁もゆかりもあることになったので、「縁もゆかりもあることころが1つ増えたな」という気持ちです。助かります。

──初回ロケは秩父でした。感想はいかがでしたか？

1つも覚えてない。気が付いたら終わっていました。

──今後楽しみにしていることは？

ロケが始まる前に、道路を走っている車から段ボールが落ちて、そこからチラシやティッシュが散らばって。車は気付かずに行っちゃって、周りには誰もいなかったので、僕が拾い集めるということがありました。あれは埼玉ならではの出来事なのでしょうか。ああいう行事が埼玉にあるのでしょうか。よくわからないですが、そういうことが起きるのがこれからも楽しみです。

──テレ玉のロケ番組といえば「いろはに千鳥」が有名です。千鳥さんをはじめとする芸人と何か話はしましたか？

特にしていないです。僕がエージェント契約になって、吉本さんと絡むことが少なくなっていまして。吉本の芸人さんに話しかけるのが怖いです。「他事務所はダメ」みたいな噂も広がっていて、「エージェントは他事務所に入るのかな？」とドキドキしています。昨日、小籔（千豊）さんと食事に行って、新番組の話にもなったんですが、エージェント契約前のほうがもっと盛り上がっていたような気がします。他事務所という扱いになっているのか。僕は吉本にいるつもりなんですけど。エージェント契約の難しさですね。

──「天竺鼠の川原の」というタイトルになった経緯は？

内容が確定する前にタイトルを決めなければいけないという事情がありまして、なんでもできるようにこのタイトルにしました。「天竺鼠の川原の」か「天竺鼠川原の」で迷いましたが、「天竺鼠川原の」だと検索がしにくいので、ヒットしやすそうな「天竺鼠の川原の」になりました。

──番組に吉本の芸人さんが出る可能性は？

オファーしたら引き受けてくれるとは思うので、思い切って千鳥さんを呼んでもいいかもしれませんね。「いろはに千鳥」の企画をそのままやって。内容は「いろはに千鳥」だけど僕が隣にいるというものを放送したら楽ですよね。……でもノブさんが来ちゃうと「クセがどうこう」みたいな注意をいっぱいされちゃうか。呼ぶにしても芸人さんじゃない人がいいかな。浦和レッズの皆さんとやってみたいです。やっぱり違和感に挑戦できる番組なので。僕は違和感が一番好きなんです。「今、何を見せられてるんだ」「今はなんの時間なんだ」というものが楽しい。そういう点で、浦和レッズの皆さんは非常にいいですよね。僕が浦和レッズの皆さんを引き連れて街ブラして、もう僕がどこにいるのかわからない……みたいなのは違和感があっていいと思います。

──相方は出ないのでしょうか？

相方の話はすみません（笑）。彼が出られるかどうかは、吉本の許可を得ないとわからないし、今は僕よりも吉本のほうが彼について詳しいはず。聞いた話だとゴルフの先生になっているそうです。そっとしておいてあげてください。