バカリズム新ドラマ「2人の掛け合いがとにかく多い!」篠原涼子との共演は光栄

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来月4月12日(金)に連続ドラマ「イップス」(フジテレビ系)がスタートし、バカリズム篠原涼子とW主演を務めるのは既報の通り。東京・フジテレビで先日行われたこのドラマの記者取材会に2人が出席した。「イップス」は小説を書けなくなったベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を解けなくなった警視庁捜査一課のエリート刑事・森野徹(バカリ)の“絶不調バディ”が事件を解決するミステリーコメディ。2人が互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。

バカリズムのプロフィール

1995年に松下敏宏とバカリズムを結成。2005年に松下が脱退し、ピン芸人・バカリズムとしての活動をスタートさせた。翌2006年に「R-1ぐらんぷり」決勝に進出。2007年、2009年、2010年にも進出しており、2009年には審査員の清水ミチコから大会史上初の100点を獲得した。大喜利能力にも定評があり、「IPPONグランプリ」では最多となる4度の優勝を果たしている。「素敵な選TAXI」(フジテレビ系)、「黒い十人の女」(読売テレビ・日本テレビ系)、「住住」(日本テレビ系)など、ドラマの脚本も多数執筆。自身のブログをもとにし、脚本・主演を務めた「架空OL日記」(読売テレビ・日本テレビ系)は「第36回向田邦子賞」を受賞。同作品は映画化もされ、2020年2月に全国公開された。 主な出演番組 家事ヤロウ!!!(テレビ朝日系)2018年4月~ バズリズム、バズリズム02(日本テレビ系)2015年4月~ 有吉反省会(日本テレビ系)2013年4月~ ウレロ☆未開拓少女(テレビ東京)2019年12月 良かれと思って!(フジテレビ系)2017年4月~2018年3月 ウレロ☆無限大少女(テレビ東京)2016年1月~2016年4月 ウレロ☆未体験少女(テレビ東京)2014年1月~2014年3月 ウレロ☆未完成少女(テレビ東京)2012年7月~2012年10月 ウレロ☆未確認少女(テレビ東京)2011年10月~2011年12月 アイドリング!!!(フジテレビ)2006年10月~2015年10月

「イップス」に出演する(左から)篠原涼子、バカリズム。(c)フジテレビ

「イップス」に出演する(左から)篠原涼子、バカリズム。(c)フジテレビ

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左から、篠原涼子、バカリズム。(c)フジテレビ

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2人は取材時に2話まで台本を読んでいる状態で、本格的に撮影で共演したのは1日ほど。その撮影についてバカリズムは「いい空気ですよね。なごやかなムードで、そんなに時間が押すこともなく。過酷な部分もあるんですけども。今撮影している部分は役柄的にぎくしゃくしている。カメラがまわってない部分での(篠原との)息はぴったりだと思います」と話し、篠原はバカリズムに「(自身の主演映画)『ウエデイング・ハイ』で脚本を書かれているので、そういった目線で見られていたらドキドキします。大好きで大ファン。全部面白くて、どうしたらこんなに才能がいっぱいあるんだろうと不思議です。いつも現場でもバカリズムさんを観察してます。癒やされます」と思いを寄せた。

左から、篠原涼子、バカリズム。(c)フジテレビ

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「ずっとスターだから、そんな方とご一緒できるなんて光栄です」と篠原に敬意を払うバカリズム。さらに撮影現場での篠原について「離れたところでニコニコしながら、すごく見られているんです(笑)。柔らかい印象の方。すごく気さく。篠原さんからもしゃべりかけてくださる。ゴマをすっているみたいですけど、すごく優しくて、いい方です(笑)。役柄的には性格が合わない2人ですが、まわってないときは真逆。他愛もない雑談をずっとしています」と詳細に語った。そのほか主な一問一答は下記の通り。

篠原涼子、バカリズム コメント

──自身の役柄に共感する部分は?

バカリズム:イップスはわりとスポーツの世界で聞く言葉です。高校時代に野球をやっているとチームメイトもよくなってしまうものではありました。そのときはまだ言葉がメジャーではなく、よくある現象として捉えていて、プレーによっては元々経験としてあった。大人になって「イップスって言うんだ」と。わりと共感できているとは思います。

篠原涼子:(イップスで)できていたものができなくなるのは、わかるような気がします。

──そのほか役柄について思うことは?

バカリズム:実際の自分の性格よりも、だいぶ嫌な人間です(笑)。嫌な人間っぽくは演じています。イップスの部分はある程度は理解できるけど、「なんでそんなこと言うんだろう?」とは思います。

──バカリズムさんは脚本家としても活躍されていますが、今回は俳優です。気持ちは違いますか?

バカリズム:違います。気が楽。自分が書いてないという強みがある。わりとのびのびやれる。新鮮な感じで演じることに徹しています。僕が書いてるときは「脚本、バカリズム!」と言われるのが、すごいプレッシャー。脚本は今回オークラさん。演じ手としてのプレッシャーや責任はあるけど、その種類が違います。

──台本について気づいたことは?

バカリズム:オークラさんは10代の頃から知ってるし、昔から一緒にやってるから「オークラ節だな」と。こういった形で仕事を一緒にできると感慨深いです。フジテレビのこんなにいい時間帯にやらせてもらえるんだなと。

──台本のストーリーについて面白い部分や見どころは?

バカリズム:珍しいパターンの台本です。だいたいミステリーには見せ方が何パターンがある。最初に犯人がわかってる状態で進むものと、登場人物が推理するのを追ったらわかるもの。「あ、このパターンなんだ」という驚きがあって、今まで自分が見たことないです。特に第1話はそう。ミステリーコメディなので2人の掛け合いがとにかく多い! 1話はずっと揉めています。

篠原:台本を拝見して、面白いしスイスイ読めちゃう。ミステリーとしての謎が解けていく過程が面白い。嫌な思いで終わらない。そんないいところがあるのにコメディの部分にへんてこりんで面白い言葉がいっぱいあるので私は好きだなと。

──役者としてのバカリズムさんはいかがですか?

篠原:バカリズムさんが出ている作品を観ていたら、お芝居してる姿をもっと観たいと思えました。それで今回こういうお話が来たので「生で! 一緒に! こんなすごいことない! 目の前で味わえる!」と。こんなに貴重なことはない。幸せなことです。

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イップス

フジテレビ系 2024年4月12日スタート 毎週金曜21:00~21:58
※初回21:00~22:13
<出演者>
篠原涼子 / バカリズム / 渡辺大知 / 味方良介 / 足立英 / 勝村政信 / 矢本悠馬 / 染谷将太

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

バカリズム新ドラマ「2人の掛け合いがとにかく多い!」篠原涼子との共演は光栄 https://t.co/eZd7BrvAme

バカリズム「僕が書いてるときは「脚本、バカリズム!」と言われるのが、すごいプレッシャー。脚本は今回オークラさん。演じ手としてのプレッシャーや責任はあるけど、その種類が違います」

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