「よろしくちゃ～ん」インスタントジョンソン単独ライブに意気込み

9月10日（土）、11日（日）に、東京・新宿シアターモリエールにて「インスタントジョンソン単独ライブvol.3『文殊の知恵』」を開催するインスタントジョンソンがその意気込みを語った。

2010年3月開催の前回ライブ「阿修羅」から約1年半ぶりとなる今回のライブ。3人はお笑いナタリーの取材に対して「バラエティに富んだネタ」を中心にしたライブを考えていることを明かした。これまでの作りこんだライブとは少し趣向を変え、新たなことにチャレンジしようと意気込む3人。しかし「その反応によっては3回とも違う内容になるかも」と笑いながら語った。

すぎ。からは「1時間半濃密な時間にしてますので、みなさん気楽な気持ちでぜひ来てください」と読者にメッセージ。続けてじゃいが「今回のライブの内容は難しい内容となっているので、ぜひとも3回観て理解していただければ」とコメントすると、すぎ。が「『笑いには個人差があります』」って書いといてもらおうよ」と言い出し、「いやいや、もともと個人差あるものだから（笑）」とじゃいがツッコむなど、終始楽しそうに話は進んだ。

最後はゆうぞうが「ぜひぜひ生で観ていただきたいと思いますので、ひとつ、よろしくちゃ～ん」と決め台詞。チケットは現在発売中となっているので、インジョンならではのやりとりやテレビでは見ることのできない濃い笑いをぜひその目で確かめてみよう。

インスタントジョンソン一問一答

――3人のネタ作りの特徴は？

すぎ。：3人の特徴を活かしてやってると言っていただけるので、そこはずっと守っていけたら。1人1人を見ていただけると面白いと思います。

じゃい：ゆうぞうらしいキャラ、すぎ。らしいツッコミ、僕らしいボケがうまく作品になって、1＋1＋1が5とか6とかになればいいなと思ってます。僕が書いた台本が2人に見せるとどうなるのか毎回楽しみなんです。

ゆうぞう：僕はネタが書けないので、台本渡されて読むワクワクがあります。正直に言うと稽古が一番楽しい（笑）。

すぎ。：たとえば「そんな気ないよ」というただのセリフが、ふたを開けてみると、お尻がついて、手が広がって、顔がくしゃくしゃになって、上下にぶるぶるしながら「そんな気ないよ～」って出来上がったときには笑いましたね。

じゃい：ゆうぞうくんのセリフはギャグとかボケじゃないセリフが多いんですけど、そこがウケるんです。人間味なのかもしれないです（笑）。逆にゆうぞうはボケが苦手なんです。

すぎ。：じゃいもよかれと思ってボケを書いてるんですけど、ハマらなかったりして。キャラが難しくて、ゆうぞうっていうジャンルなんです。だから、ボケを削るか、じゃいに書き直したりしますね。

ゆうぞう：笑いを取りに行くとだいだいスベるんです。なんなんだろうね。致命傷ですよ。

じゃい：永久に探り合ってる（笑）。

――ライブの出来具合は現在何割くらいですか？

じゃい：6割くらい？

すぎ。：やばいね（笑）！

じゃい：1回目はすごく早かったのに！ 慣れちゃってよくないねー。

すぎ。：今のところのその6割が見どころです！

じゃい：今までやったことないパターンの新ネタを用意してます。あとはそれぞれのVTRと。

ゆうぞう：単独ならではですね。

すぎ。：今回はこれまでのような“ガッチリ感”がなかったりするので、僕らは楽しいんですけど、果たしてお客さんがどういうリアクションするのかわからないですね。下手すると3回公演全部スベるかも。

ゆうぞう：3回公演は今までやったことないもんね。

じゃい：全部内容が違うかもしれないです。

すぎ。：3回観た方が面白いかもしれないですよ。

ゆうぞう：それライブ向いてないよね（笑）。

――ライブが終わったあとの楽しみは？

ゆうぞう：僕とじゃいは一緒にゴルフに行く約束をしてます。

すぎ。：僕はサッカーですね。ただ、単独ライブの次の日が太田プロライブなんですよ。もう1回公演あるんです。

じゃい：なんとかなんないかなと思ってます。出たいんですけど、日にちずらせないかなと（笑）。

ゆうぞう：単独ライブ終わって「やったー！」って浴びるほど酒飲みたいんですけど、ちょっとできないですね。

すぎ。：太田プロライブのあとの打ち上げのテンションがすごいと思うんで、後輩たちに「何この人たち」って思われそうです（笑）。

「インスタントジョンソン単独ライブvol.3『文殊の知恵』」

新宿シアターモリエール

2011年9月10日（土） 18:00開場 18:30 開演
9月11日（日） 14:00開場 14:30 開演 / 18:00開場 18:30開演
料金：前売2500円 当日3000円（整理番号付自由席）
問合せ先：太田プロF.C 03-3359-6263