パイセン「えいえい、おー！」をフライング、WCK神戸会場に気合い

昨日8月30日、兵庫・神戸海洋博物館にて「YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ～Laugh&Peace2011～」神戸会場 制作発表記者会見が行われた。

同イベントは来月9月17日（土）から19日（月・祝）の3日間開催。会見には矢野・兵動・矢野、テンダラー、笑い飯、千鳥が登場し、その意気込みを語った。

パイセンこと矢野は「まいど、どうも！ みなさんこんにちは！ こんな時代ですから、自粛じゃなくてドカンと楽しく盛り上げようじゃないかということで、我々よしもと軍団が神戸の町から笑いを届けます！ イベントのほか、各種ブースも出ております。ここから日本を元気にしていこうということで、えいえい、おー!!!」とあまりに早いスタートダッシュ。後輩達も「『えいえい、おー！』をやるとしたら、普通は最後にやるもんですよ」とフライングをたしなめた。

18日には神戸朝日ホールで、2008年baseよしもと卒業組のメンバーが行っていた「ガンガンライブ」が復活。笑い飯は「ガンガンライブのメンバーが出演するんですが、来れないメンバーも少々おりまして……。でも、青空とソラシド、そして笑い飯のスリートップが揃っています！ NON STYLEも出ますんで、我々も安心しています（笑）」とコメントした。

19日には、神戸朝日ホールで「baseよしもと同窓会～SUMMER SMILE2011～」を開催。テンダラーは「初期のbaseよしもとのメンバーが続々と出演します！ 昔のメンバーたちと、当時のエピソードをいろいろ話したいなと。サバンナの八木君がbaseよしもとの近くでよくナンパしてたなぁとか、野性爆弾の川島くんがオリジナルステッカーを作って芸人に売りさばき、生計を立てていたなぁとか、そんな懐かしい話がいろいろ出ると思います」と、今から楽しみな様子を見せた。

期間中、メリケンパーク会場では無料の特設ステージを設置し、よしもとのタレントが多数出演。さまざまな企画イベントが予定されている。18日の特設ステージでは矢野・兵動が司会を務め、矢野の人気イベント「パイセンフレンドパーク」から、人気コーナー「パイセンクイズ」を出張開催。なお、17日は石田靖と山田花子、19日はNON STYLEが司会として登場する。

そのほか、タレントと身近に触れ合えるブースでは、イラストや絵画が得意なタレントに似顔絵を描いてもらえる「似顔絵ブース」、マッサージが得意な芸人に直接施術してもらえる「マッサージブース」、タレントたちが東日本大震災被災地への募金活動を行う「募金ブース」、さらに、パフォーマーや大道芸人の路上ライブが見られる「チャリティーパフォーマンスライブ」も登場。「フリーマーケットエリア」ではタレントが1日支配人を務める。詳細はオフィシャルサイトにて。

矢野・兵動・矢野、テンダラー、笑い飯、千鳥一問一答

――「スーパーガンガンネタライブ」では、当時を振り返るような企画はあるんですか？

笑い飯・哲夫：振り返りトークも入れると思います。当時は、特にゲームコーナーをやってるときに大盛り上がりだったので、ゲームコーナーも多彩にやろうと思います。普段やったらそんなに笑いを生み出してないようなメンバーが一番輝くので。

笑い飯・西田：みんな、生み出してますよ（笑）。

哲夫：特にソラシド水口という、普段はまったく面白くない彼が、ゲームコーナーになるとすごく笑いをとったりとか、天津・木村もエロ詩吟を使わずに一番笑いを取ったりとか。奇想天外な内容になると思います。

――「baseよしもと同窓会～SUMMER　SMILE2011～」の方は、当時、大盛り上がりだった歌などのパフォーマンスはありますか？

テンダラー浜本：今回は、映像とか写真とか、振り返りトークが中心になります。なんとか（FUJIWARA）藤本さんにお願いして、奥様に来ていただけたらな、と思うんですが（笑）。藤本さん次第かな、と。一応、原西さんの奥様にもオファーを出そうと思います。面白そうなので（笑）。

――メリケンパーク会場で、気になるブースは？

千鳥・ノブ：やっぱり、マッサージブースですよね。

矢野：これ、つばさ・きよしのきよしなんちゃうん？

――関西の中でも、神戸は阪神淡路大震災で被災地になった場所ですが、そこで開催されることについては？

矢野：僕自身、阪神淡路大震災のときは、青空花月のような感じで被災地に行きました。僕が現地に行って思ったのが、人間が行動を起こすということにハートを感じるということ。子どもたちは、一緒に遊んでもらうだけで楽しいんですよ。人の温もりいうか、人と触れあいたいという気持ちを感じました。その温もりから人の輪が出てきて、数珠つなぎとなって、大きな力になっていくんじゃないかな、と思っています。だから今回もその気持ちで、被災地の方々を元気にしたいというのが、全員の願いだと思います。

――矢野さんの「パイセンフレンドパーク」のように、独自の企画でやってみたいことはありますか？

テンダラー浜本：昔、神戸にも吉本海岸通り劇場っていうのがあったんですよ。そこで僕らも1回だけ単独ライブをやらせてもらったんですが、そういう意味では、これをきっかけに神戸の皆さんの声が高まって、神戸にまた劇場ができればいいなと思います。

笑い飯・哲夫：若い年齢層のファンをゲットしようとずっと思っているんですが、baseよしもと時代に女子中高生限定のライブをやったんですけど、お客さん300人が入る予定のところに108人しか来なかったんです。神戸といえばベッドタウンですから、学生街もありますから、また神戸で女子中高生限定のライブができればいいなと思います。

千鳥・ノブ：僕らがお客さんと一緒にできることっていったら、素潜りぐらいしかねぇのぅ。

千鳥・大悟：結局、何ができるかを考えてみたら、ワシらができることは漫才とおかずを集めることぐらいしか（笑）。

千鳥・ノブ：そうやね。ロケに同行してもらって、ロケの裏側を見るとかすると、楽しいかもしれないですね。