錦鯉長谷川、M-1優勝前夜は「UFOを見ていた」　一方渡辺は「浅草キッド」を観ていた

昨日12月23日、「M-1グランプリ2023 前夜祭～CHAMPION LIVE～」が東京・新宿住友ビル三角広場で開催された。歴代「M-1」王者たちが漫才を繰り広げ、「チャンピオンのベストアンサー」というコーナーでは決勝前日から当日までどう過ごしたか明かした。

第19代「M-1」王者が決まる本日12月24日の決勝戦を盛り上げるべく、歴代王者のNON STYLE、笑い飯、トレンディエンジェル、銀シャリ、とろサーモン、ミルクボーイ、マヂカルラブリー、錦鯉、ウエストランドが登場。ウエストランド井口は手を振りながらステージに現れるなりそのまま客席フロアへ降りて喝采を浴び、現役「M-1」王者最後の夜を堪能する。一方、河本は1人不安そうに井口の帰りを待った。

錦鯉、NON STYLE、マヂカルラブリー、笑い飯が参加したトークコーナー「チャンピオンのベストアンサー」では、本日の決勝を控えるファイナリストに向けて「決勝前日から当日をどう過ごすのがベストか」をテーマにトーク。マヂカルラブリー・野田クリスタルは「教えたくないです！」と述べつつ、「前回（2017年の決勝）脱ぐくだりがあったから、一応トレーニングしてました。最悪のことを考えていた」と再び敗退することに念のため備えていたと告白する。

笑い飯・哲夫は「M-1」事前撮影でテレビ朝日の屋上に行った際、うっすら富士山のシルエットが見えたときのことを回想。「日本一の山に、俺1人だけ気づいてる」と思い黙っていたところ、終わり際に「うわ、富士山見えてるー！」と大きい声で叫んだのがブラックマヨネーズ小杉だった。その年はブラマヨが優勝し、哲夫は「正直に言う人が優勝するんだなと思った」と苦笑い。そんな笑い飯について、コーナーMCを務めたパンクブーブー黒瀬が「本番直前はみんなが壁に向かってネタ合わせしている中、笑い飯だけはずっとふざけていた」と振り返る場面も。それに哲夫は「カッコよかったね、笑い飯は！」と自ら感心してみせた。

「日常と同じように過ごすか、ゲン担ぎをするなど特別に過ごすか」はファイナリストにとって悩みどころ。錦鯉・長谷川は「日常」を選択したそうで、優勝前夜、何をしていたのか問われると「普段と変わらないことをしようと思って、UFO見てました」と回答する。特別な行事にしか聞こえない回答に一同は困惑するが、長谷川は「UFOとかの動画を見るのが日常茶飯なんで。寝る前に必ず見てますね」と説明した。一方、相方・渡辺はNetflix映画「浅草キッド」を鑑賞していたといい、「劇団ひとりさんすげえ！って気持ちで決勝に臨みました」と語った。

また、ウエストランド、銀シャリ、とろサーモン、ミルクボーイはクイズコーナーに挑戦。2015年に復活した「M-1」の敗者復活戦がそれまでの会場だった大井競馬場ではなく六本木ヒルズアリーナで開催され、はりけ～んずが「暖かいですよ、ここ！ 大井競馬場は寒い！」のあとになんと述べたか、これまででもっとも長い名前の出場者は誰か、といった問題が出題された。

本日15時からは同会場で「M-1グランプリ2023」敗者復活戦が行われる。準決勝で敗れた21組が7組ずつA、B、Cの3ブロックに分かれ、ネタを披露。「1組目vs2組目」「先ほどの勝者vs3組目」「先ほどの勝者vs4組目」とタイマン形式で投票が行われ、各ブロックの勝ち残り1組を決める。各ブロックで投票を行うのは500名の観客からランダムで選ばれた審査員。そののち、NON STYLE石田、アンタッチャブル柴田、マヂカルラブリー・野田クリスタル、かまいたち山内、錦鯉・渡辺が各ブロックの勝者3組のいずれかに投票し、もっとも多くの票を獲得した1組が決勝へ復活する。

「M-1グランプリ2023 前夜祭～CHAMPION LIVE～」はFANY Online Ticketで見逃し配信されている。