「エッカ石油 お笑いバイアスロン ドリームチャンプルー2023」が昨日11月11日に沖縄・タイムスホールで開催され、
今年で11回目を迎えた「お笑いバイアスロン」はコントと漫才の合計得点で競う“お笑い総合王者決定戦”。今回は、昨年大会の上位コンビ(初恋クロマニヨン、リップサービス、しんとすけ)がそれぞれのコンビ・トリオを一時的に解体し、県内在住の別の芸人を選出して今大会限定の新たなユニットを組むという、“チャンプルー”なチーム編成で行われた。
優勝した松竹梅は唯一、全員が「お笑いバイアスロン」優勝経験のあるトリオ。ファーストステージで披露したコントは審査員に“沖縄のミュージカル”と称された。銀メダル(2位)はしんとすけ・しん、めーばーカリー・じゅん選手、スズカーサーキットさーきーの「イラヨーヘイイラヨーホイ」が、銅メダル(3位)は初恋クロマニヨン松田、こきざみインディアン・もーりー、カシスオレンジ・ポっポの「そうは言っても手さげボーイズ」が獲得している。
大会の様子はQAB動画サイト「Quebee」にて1週間、アーカイブ配信される。
松竹梅 コメント
初恋クロマニヨン新本:バラバラの芸風の3人ですけど、やっぱり3人の調和があって、僕らやっぱテクニシャンなんで(笑)。一気にガチッとハマった気がしますね!
プロパン7上原:終わってしまったなーというのがありまして。前日も3人で「どの服着るー?」と、本当デートに行くみたいな、とてもウキウキして楽しくて。最後に舞台に出てしまったら終わってしまう、行きたくない、行きたくない、行かないといけない……というね、そういう心境でした(笑)。
ありんくりん・ひが:すでにけいたさん(上原)からライブの誘いを受けまして、「松竹梅」で出られないかと。まだ確定ではないですけど(笑)。
審査員 コメント
高須光聖:全員が楽しそうに思えましたね。今日終わったら元のコンビに戻れるのかなというのが。いい意味で緊張感がないというか(笑)、たぶんリラックスして楽しんだろうなと全グループに感じました。
内村宏幸:即席のユニットでそれがうまく融合したところが、点数につながったと思うのでそれが「松竹梅」が一番よくできていたなと。僕は、三線ですごく笑いました(笑)。
伊藤正宏:相手側に寄っていくタイプの人、寄らないで自分の強さで行く人、それぞれが面白いドラマになっている感じというか、それがドキュメントとして楽しかったなと。だから逆に、次、オリジナルメンバーになったときにどんな化学反応が起こしているのかなというのが楽しみです。
中野俊成:ドラフトで選ぶってことは「こいつとやりたい」ってこと。コイツらを面白いと思っているんだなという目線でみられて、それまで覚えてなかった芸人も再評価できるという、この企画が面白い。あとは、普段の相方が、別の人とやっていてウケると嫉妬に似た感覚もあるんじゃないか。それが新たな刺激になってまた次の笑いを生むんじゃないかなと思います。
鮫肌文殊:みなさんテクニシャン集団なのでものすごく良い化学反応がいっぱい出た。最下位の「絶対おもしろいマン」でさえ、いい化学反応が出たかなと思います(笑)。
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コンビ・トリオを“チャンプルー”「お笑いバイアスロン2023」初恋クロマニヨン新本ユニットが優勝(コメントあり) https://t.co/cfdOJhnNDF