全人類を笑わせたいヨネダ2000「ウンチは世界共通」

本日8月26日に大阪「Warai Mirai Fes 2023 Road to EXPO 2025」の公演の1つとして「YOSHIMOTO presents TATSUJIN -Fantastic Comedy SHOW-」が開催され、終演後に出演者のもりやすバンバンビガロ、ヨネダ2000、ウエスP、チャド・マレーンのチャド、ハイキングウォーキングが取材に応じた。

吉本興業初の「ことばを使わない公演」として今年3月に行われた「TATSUJIN」。今回は芸人たちが“ちょっとだけしゃべって”、世界中から集まった観客を楽しませるというコンセプトのもと実施された。

ハイキングウォーキング松田は「2015年に僕たちは漫才をやめきってこっちの世界に入った。10年が経つ2025年にちょうど大阪万博があるということで、そこに向けて作り込んできた。今日もその成果が実って子供たちも笑ってくれた」と手応え十分。鈴木Q太郎は「僕は相棒なんですけど、初めて聞きました（笑）」と10年計画だったことに戸惑いを見せつつも、「でも、松田さんの進んでいく道に付いていっているので」と信頼を明かし、その後の受け答えはすべて松田の発言をオウム返ししていた。

今年はとにかく明るい安村が「ゴット・タレント」出演をきかっけに世界的なブレイクを果たしたが、ウエスPは「僕が5年前に自腹でイギリスの『ゴット・タレント』に行って、スタッフさんとパイプを作った。自腹の開拓があった」と自らの功績を強調。「やり残したことはありません。『ゴット・タレント』はもう全部行っちゃったんで。アメリカもイギリスも、フランスもイタリアも。行ってないところはアラブだけ。裸なので呼ばれない」と話した。

ヨネダ2000は「我々の最終目標は全人類を笑わせること」だといい、誠は「そこを目指して、今日は一歩前進できたんじゃないかなと思います」と自信を覗かせる。今年5月放送の「世界を笑わせろ！グローバルコメディアン」（日本テレビ）では「イギリスの方に大ハマリ」し、優勝を飾った2人。愛は「ウンチは世界共通なんだなとひしひしと感じております」と述べ、誠も「ちゃんとメッセージ性も込めている。親しき仲にも礼儀あり、という日本の文化を」と誇らしげだが、「ウンチは日本の文化というか人間の文化だけどね」とツッコミを受ける。しかし誠は「特に日本はウンチ国なので」と日本ならではの文化だと譲らなかった。