「有吉の壁」「マツコ会議」(共に日本テレビ系)など人気バラエティを手がけてきた橋本和明が企画・総合演出を務め、ヨーロッパ企画の
妻が失踪し人生の意味を失いかけていた龍児は、ある事件の捜査中、大きな裏組織に妻が関わっていることに気づいてしまう。物語の始まりは東京都内で発生する連続殺人事件。龍児と歩はすぐさま容疑者の元に急行する。各話に用意された捜査シーンは台本一切なしのアドリブで進行。メインキャストの3人は相手役が誰なのかすら知らされないまま本番に挑み、犯人が誰になるかもその場任せで撮影に臨んだ。
脚本ブロックは、アドリブで出てきたセリフや要素を盛り込みながら脚本家の上田が続きの物語をその場で執筆。1時間後には撮影を行い、ストーリーを紡いでいった。アドリブによってどんな結末を迎えるのか。異例のスタイルで撮影された作品に期待しよう。全6話、毎週金曜に最新話配信。
劇団ひとり コメント
アドリブを披露する番組は数々やってきたが、アドリブを受けて脚本を書き物語が進むというこの企画性は初めての感覚でワクワクを感じました。撮影前に「とにかくヒリヒリした現場にしたい」とお願いしたところ、結末はすべてアドリブ任せ、相手役が誰かすら知らされないまま本番に突入するという緊張感ある環境を徹底して作ってくれました。その分、上手くいったときにその場の全員が一体となる高揚感はすごく心地よかったですし久々に青春を感じる現場でした。アドリブは出演者の人間性がすべて出るという意味では、バラエティであると同時にドキュメンタリー。見る方によって面白さが変わる誰も見たことがない作品になることは保証します。
真木よう子 コメント
仲の良いスタッフさんがいたので、このオファーを受けました。引き受けてから、「後悔先に立たず」の言葉を打ち消すのに必死でしたのを覚えております。そして私は、とっ散らかしたアドリブもドラゴンとの一夜も何も後悔しておりません。ただ、ただ、観てくださる方が笑えたら是幸なのです。いち、役者としては、スターシップトゥルーパーズみたいな敵と闘う日を待ち望んでいましたが、それはこれからの皆様の反響により、現れることとなりましょう。初日の日の夜、泪で枕を濡らした事はもういい思い出です。それでも私は仲の良い人との繋がりは大事にしていきます。まぁ、なんだかんだ、その様な人間で在りたいと心に決めた作品でした。
門脇麦 コメント
現場初日に向け送られて来たこれまでのあらすじが想像の100倍カオスで、この世界にいきなり飛び込めるのか私! 無理!怖い!など、心の悲鳴が爆発しました。ですが、始まってみると皆様とのセッションがとても楽しく、凄まじい緊張感の中、冷や汗と夏の暑さのダブルパンチで滝のような汗を流しながら、劇団ひとりさんはじめ、皆様のお力を借りながら頑張って撮影をしております。ワイワイ楽しく見てください。お楽しみに!
橋本和明 コメント
アドリブを繋いでサスペンスを作るという企画を思いついても、制作する勇気がなかったのですが、劇団ひとりさんとお会いしたとき「演者もスタッフもヒリヒリする番組が作りたいんだよ」と言われ、みんなで腹を括れました。撮影中に何度も奇跡が起きて面白くなっていって、そういう奇跡の連鎖でバラエティって成り立っているんだと再確認させてもらえる現場でした。20年バラエティやってきた僕も、見たことない不思議なテイストなので、たくさんの奇跡を目撃してほしいです。
上田誠 コメント
脚本家としてあれほどニューロンが火花を散らした体験はありません。目の前でアドリブドラマが展開され、それを受けて30分とかで次の脚本を書き、そこからまたアドリブが行われ。劇団ひとりさんはじめ獰猛なアドリブ獣たちとのセッションはさながら追走劇でした。横道をどこまでも駆け抜けた果てに、我々スタッフとキャストは気づけば一頭の龍でした。そのくらい見たことないものができました。
DMM TV「横道ドラゴン」
配信日時:2023年8月11日スタート 毎週金曜(全6話)
※初回は2話まで配信。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“橋本和明が企画・総合演出を務め、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を担当”“脚本ブロックは、アドリブで出てきたセリフや要素を盛り込みながら脚本家の上田が続きの物語をその場で執筆。1時間後には撮影”/劇団ひとり、アドリブでクライムサスペンス撮影 https://t.co/Wc84V9tZUU