ハナコ秋山が朝からサイン会、狭き門をくぐり抜けたファンと交流「僕の味方が来てくれている！」

ハナコ秋山のイラスト作品集「#秋山動物園」（朝日新聞出版）の出版記念サイン会が本日4月20日、東京・芳林堂書店 高田馬場店で開催された。

本日発売された「#秋山動物園」は、秋山が約3年前より自身のInstagramアカウントに投稿している動物のイラストをまとめた書籍。発表済みの作品に加え、描き下ろし作品も収録されている。

朝に行われた今回のサイン会は、抽選で選ばれた15名だけが参加できる贅沢なイベント。秋山は冒頭、集まったファンに向けて「早朝から来ていただいた15名を前にして、今までで一番『僕の味方が来てくれている！』という感覚になっています（笑）。楽しんで帰っていただければと思います」と挨拶した。

1人ひとりと会話を楽しみながらサインを書き終えた秋山。イベント後の取材会では「本当に少数精鋭でした（笑）。朝9時からのサイン会という時点で参加するのがためらわれるのに、応募するためのキーワードは、僕が毎週火曜にパーソナリティをしている『レコメン！』の中でだけ発表される。その狭さをくぐり抜けた15名は北海道、仙台、群馬……全国から来てくれて本当にうれしかったです」と語り、「仙台のイチゴショップから来たという女性はこのあと新幹線で帰って仕事に行くらしいです。サインの横にイチゴのイラストを描きました」と笑いながら明かしていた。

「#秋山動物園」の発売日を迎えた感想を聞かれた秋山は「本当にうれしい。絵のお仕事をすることを高校時代から夢見ていたので、まさか自分の絵が書店に並ぶ日がくるとは……」と感慨深げ。周囲からの反応については「霜降り明星の粗品に本を渡したときに『こういうのって正直もらうと困ることもあるけど、これはうれしいわ』と言ってくれて、僕もうれしかったです。『こいつ、嘘ついてないな』と思いました（笑）」と述べる。また今後の展望を尋ねられると「書籍に収録されていないものも含めて90匹くらいの動物を描いたので、それを壁に並べて1枚のパネルにしたい。カラフルできれいだと思うので、いつか広い会場でやってみたいです」と話していた。