前身番組「トゲアリトゲナシトゲトゲ」放送時の2021年には、上田慎一郎監督による短編映画「ウワキな現場」が制作され、3人が出演した。これに続く「蟹から生まれたピスコの恋」の監督・脚本は
加納は作中、長久監督作詞のパンク楽曲を「JITTERIN'JINNになった気持ち」で熱唱。「トゲトゲ」メンバー3人の演技を、加納の歌も含めて堪能しよう。このたびTELASAにて特報映像が公開された。
Aマッソ加納、3時のヒロイン福田、ラランド・サーヤ コメント
Aマッソ加納
ピスコは蟹から生まれたわりには、元気に明るく育った子。ぶっ飛んだ設定ではあるけど、セリフの感じも含めて、わりとナチュラルに演じることができました。ただ、歌うシーンはめちゃくちゃ恥ずかしくて、苦労しましたね! 自分がJITTERIN'JINNになった気持ちで歌ったんですけど(笑)。でも、総じて撮影は楽しかった! 前回の上田慎一郎監督に続き、すごくアットホームな長久さんのチームの撮影現場を見て、「映画を撮るのって楽しそうやな。私も短編映画を撮りたいな」と思いました。
3時のヒロイン福田
脚本を読んで、Aマッソのコントっぽいなと思いました。セリフの感じも、加納ちゃんがしゃべってる姿がめちゃくちゃ想像できて、途中から「加納ちゃんが書いたんちゃうんかな」って思ったほどでした。今回はそんな加納ちゃんのお母さん役。カニと結婚しているという、めちゃくちゃ変で謎の役ではあるんですけど、旦那のことをあんまりカニと思ってない“普通のお母さん”だと思って演じました。撮影の日に朝一番で競り落としてきた旦那にも、愛を感じながら演じさせていただきました(笑)。そんな中、女優として頑張ったのは1人語りの演技です。長久監督はものすごく不思議なワールドを持ってるのに、しゃべってる時は普通やし、不思議な人です。ピリピリしてないし、撮影も楽しくできました。
ラランド・サーヤ
企画書をもらって「何これ?」、クランクインして「何これ?」。最後も「何これ?」と思いながらクランクアップしました(笑)。とにかく長久監督の撮り方が不思議! 私は垂直になりながら、吹かない管楽器を持って、まったく関係ないこと言ったりして……。監督のセンスのよさを感じましたね。私が演じたくぼかよは、ピスコの親友で、クールな役。蟹と結婚してるピスコのお母さんも、蟹と人間の子供のピスコも変ですけど、その人たちをなんとも思ってないくぼかよが、実は一番ぶっ飛んでるんじゃないかなって思いました。言うなれば“忖度ゼロ役”。そこは気を付けて演じました。私自身も憧れる、ピスコとくぼかよの関係性にも、ぜひ注目してください。
長久允監督 コメント
僕は大のお笑い好きで、「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の頃からこの番組がすごく好きでしたし、ちょうど登場人物のイメージが「トゲトゲ」メンバーとピタッとはまったので、「この話でよければ、やらせてください」と最初にお話して、映画化が実現したんです。トゲトゲのお三方とも勘とセンスがめちゃくちゃよくて、本当に優秀な役者さん。もうなんの文句もなく、基本的に1テイクでOKを出したほどです! お笑いの方は常にお客さんからどう見えるかを第一に考えているので、こちらの意図も全部パッと理解してくれるし、見せる技術がすごい! 劇中ラストの加納さんの歌も、普通の役者さんじゃ出せないスネアみたいな歌声で、すごく魅力的でした。
トゲトゲTV presents「蟹から生まれたピスコの恋」
TELASA 2023年4月9日(日)正午配信
監督・脚本:
<出演者>
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
加納「前回の上田慎一郎監督に続き、すごくアットホームな長久さんのチームの撮影現場を見て、「映画を撮るのって楽しそうやな。私も短編映画を撮りたいな」と思いました」/「トゲトゲTV」短編映画第2弾で加納が蟹の子・ピスコ役、サーヤが親友、福田が母 https://t.co/Y9JtOBFadu