本日2月11日、「R-1グランプリ2023」の決勝進出者発表会見が行われ、ファイナリスト7名が意気込みを語った。
本日、東京・有楽町朝日ホールで準決勝が行われ、30人の出場者から7名が選ばれたのは既報の通り。
ラストイヤーで初の決勝進出を決めたコットンきょんは、戦いを見届けに駆けつけた相方・西村を見つけると、「やったぞー!」と報告。西村は「ヒューヒューだよ!」となぜか華原朋美を意識したフレーズで呼応し、アインシュタインから「お座りください」「彼はしっかりしてる風の変な人」とあしらわれてしまう。またモノマネを得意とするラパルフェ都留は「レッツゴーよしまさんや原口あきまささんはいないですもんね? じゃあ大丈夫です」と芸風被りがないことを確認して笑いを誘った。
田津原は「ほんまに普段はこんなことを言わないんですけど……ウンバボ!」と突拍子もないボケを放ち、河井を「ほんまに見たことないやつや! 今日で最後にしいや」「一気にドッと汗が出た」と不安にさせる。サツマカワRPGは「ラストイヤー制度を撤廃していただきたい! 今年は僕、きょん、アキトがラストイヤー。なので僕が優勝して、きょんとアキトがめちゃめちゃ爪痕を残して、『来年も見てえ』と思わせる!」と話を勝手に進行。さらに「11年以上のピン芸人がめっちゃ路頭に迷っている」「TEAM近藤さんのこととかもっと考えてくださいよ!」と訴えるが、河井から「無理です」と却下された。
3年連続の決勝進出となった寺田は「平場のトークが苦手なので、本当にネタだけがんばります」「本当にネタだけやってる人って実はいない。こんなにトークが苦手な芸人で決勝に3回いってるってすごいこと(笑)」と主張。しかし、続くYes!アキトがギャグを詰め込みすぎてまともな会話が困難だったため、河井は「寺田くんはアキトよりはだいぶしゃべれています」と指摘していた。
出番順抽選では、トップバッターを引いたアキトが「最悪ですよお!」と率直な心境を吐露し、カベポスター永見から「テレビの賞レースのトップバッターは終わりです」と追い討ちをかけられる。そんな永見は「M-1のときはカベポスター浜田がハナ差で1番手で僕は2番手でした」と振り返り、稲田から「そんな分けてはないやろ」とツッコまれた。
決勝の審査員は5名で採点は各100点の合計500点満点。1stステージで点数の高い2名がFinalステージへ勝ち上がり、2ネタ目を披露する。審査員は2名のうち面白かった1名に投票し、より多く得票した芸人が優勝。この決勝は3月4日(土)19時から生放送され、霜降り明星と広瀬アリスがMCを務める。第21代王者となって賞金500万円を獲得するのは誰なのか。なお、復活ステージは決勝前日の3月3日(金)に東京・時事通信ホールで実施され、TVerでの生配信も。復活する芸人はインターネット投票で選出される。
「R-1グランプリ2023」復活ステージ
日時:2023年3月3日(金)17:45開場 18:30開演
会場:東京・時事通信ホール
コーエーテクモゲームス PRESENTS R-1グランプリ2023
関西テレビ・フジテレビ系 2023年3月4日(土)19:00~20:54
<出演者>
MC:霜降り明星 / 広瀬アリス
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中田国広 /Kunihiro Nakata /コピーライター/Copywriter @rohiniku
ギャグが一番面白いのがYes!アキト、お笑いの総合力が一番高いのがサツマカワRPG、みんなが真似したいのがどんぐたけし。
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