宮川大輔も久々登場、豪華出演陣の雨上がり新喜劇新作

本日6月3日に新宿・ルミネtheよしもとにて、吉本新喜劇の雨上がり決死隊班新作「大穴トーーク」が上演された。

出演者は雨上がりのほか、大山英雄、FUJIWARA、宮川大輔、ガリットチュウ、カラテカ入江ら。さらにオモロー山下と桂三度こと世界のナベアツも顔を揃えた。

舞台はサラリーマンの蛍原が引っ越してきたボロアパート。引越し祝いに友人の大山と宮迫が鍋パーティをしようと訪れると蛍原はおらず、向いの部屋にヤクザが借金の取立てにやってくる。宮川、山下、ガリットチュウ福島の3人のヤクザは住人がいないことに立腹。その場に居合わせた大山と宮迫に八つ当たりしてくる。

ヤクザが帰ると、やっと蛍原が帰宅。新居がボロアパートであることを大山と宮迫に責められた蛍原は「家にお金をかけてもしょうがない」と説明する。そこに蛍原の上司・三度がやってきて蛍原の仕事のミスを叱責。そのあまりの怒り方を前に宮迫がキレてモメそうになるも、蛍原は「今はじっと我慢」と宮迫をなだめる。さらに、同じアパートの住人で役者を目指すFUJIWARA藤本と、ギャンブル好きのFUJIWARA原西も鍋パーティに合流。2人の破天荒な生き方に蛍原は「コツコツ頑張るほうがいい」と力説する。

そんなカタブツな蛍原にあきれた大山はあるイタズラを計画。宮迫とグルになって蛍原をビックリさせようとするのだが、宮迫のミスで事態はあらぬ方向に……。

観客は、テレビで人気の芸人たちが次々に登場し大喜び。原西のギャグや、藤本の「顔デカいからや！」を生で観て歓声をあげた。テレビではなかなか見ることができない、宮迫と三度のコンビネーションボケや、蛍原の天然ボケも舞台上で炸裂。出演者同士の仲の良さも見え隠れする舞台に会場も大いに盛り上がった。

今回、宮川は新喜劇に久々に登場。得意のヤクザ役で大阪弁をまくしたてたり、山下をいじり倒し、楽しそうに暴れまわった。そのほか、カラテカ入江、なかやまきんに君、ガリットチュウ福島、光永らもネタを披露。終始賑やかな舞台となった。次回は7月15日（金）に上演予定。人気芸人たちが繰り広げるドタバタ劇をぜひ生で観てみよう。