「AEON ハイスクールマンザイ2011」エントリー詳細発表

来週6月15日より、高校生漫才No.1決定戦「イオンハイスクールマンザイ2011 ～H-1甲子園～」のエントリーがスタートする。

「ハイスクールマンザイ」は「校内一から日本一へ!!」をスローガンに、吉本興業とイオンが合同で毎年夏に実施している高校生の漫才イベント。おもに夏休みの期間に全国各地で予選が行われる。

昨年2010年は917組の中から、北海道・東北地区代表のアストロズが優勝。高校1年生の時から3年連続挑戦し、ラストチャンスの夏に見事全国高校生のトップに輝いた。宮城県の中高一貫校の同級生で高校1年生の時に初めて喋ったという2人。思い出作りのために参加を決めた彼らはこの大会をきっかけに、現在プロの芸人を目指してNSC東京校に通っている。

全国地区予選は7月9日（土）から8月8日（月）まで約50カ所のイオングループ店内で開催。決勝は9月3日（土）に新宿・ルミネtheよしもとにて行われる。オフィシャルサイトには詳しいエントリー方法のほか、「漫才虎の巻」と題した読み物も掲載されているので、この夏挑戦しようと思っている人は一読しておこう。

アストロズ一問一答

――大会出場のきっかけは？

遊佐：最初出席番号が近くて、お互いお笑い好きだったのでよくマニアな話をしてたんですけど、この開催を知って思い出作りに出てみようかと。

増田：最初聞いたときは抵抗ありましたけど、話しているうちにこいつがすごくしっかりした考えを持ってるのがわかったので、やってみようかなと思いました。

遊佐：ぼくはちょうど足をケガして何もすることがなかったというのもあり。

――両親の反応はどうでしたか？

遊佐：その時点で芸人になるとは思ってなかったみたいで「まぁいいんじゃない」と。

増田：僕は予選に出たことは言ってなかったんですが、決勝が決まってから言ったら、一応結果を出していることもあり喜んでくれました。

――優勝への道のりは？

遊佐：ネタはいとこに見てもらったりしてました（笑）。あと、1年生のときに決勝大会に行けたということで、地元のお笑いイベントなどにも出るようになりました。

増田：地方大会ではそのへんの経験が活かされて、声を出すとか基本的なことはできましたが、決勝大会はそんなに甘くなかったですね。

――NSCに入学してみていかがですか？

遊佐：いろんな人がいるんだなと思いました。世界が広がります。

増田：礼儀とか発声の仕方とかいろいろ教えてもらって勉強になります。

遊佐：今はネタ見せに向けてネタ作りに励んでます。ダメ

出しもすごくいただいてます（笑）。

――現在の目標は？

遊佐：今やるべきことをどんどんやっていくしかないなと思ってます。

増田：今までアマチュアでやってきたことと、プロでやっていくことは求められることが全然違うことを改めて教わって、発声ひとつにしろ、発想力にしろ、漫才だけではなくバラエティに必要なことの重要さを再確認しました。

――これから大会に出場しようと思っている高校生にメッセージをお願いします。

遊佐：まだプロではないので、元気よく、楽しそうにやるのがいいと思います。2人でやってて楽しいことも大事ですが、周りの人が見ても楽しいという漫才を見たいです。ネタを客観的に見るのが大事なので、ビデオに撮って見直すとかいいですよ。

増田：例えばクラスの中で暗いと思われてる人がネタ書いたら面白かったとか、舞台の上では別人ということが、お笑いの世界では日常茶飯事だと思うので、誰でも参加して欲しいです。

「イオンハイスクールマンザイ2011 ～H-1甲子園～」

●地区予選大会：2011年7月9日（土） ～ 8月8日（月）
会場：全国約50カ所のイオングループ店内
開催ルール：2分以内の漫才

●準決勝大会：2011年8月11日（木） ～ 16日（火）
会場：未定
開催ルール：2分以内の漫才

●決勝大会：2011年9月3日（土）
会場：新宿・ルミネtheよしもと
開催ルール：3分以内以内の漫才

出場規定：日本の高等学校（またはこれに準ずる）に在籍する高校生
年齢・性別・国籍は不問
コンビでもトリオでもそれ以上でも何人でもOK
地区予選大会開催地区在住の方（越境出場禁止）

賞品規定：賞金50万円＆NSC特待生（入学金・年間授業料免除）ほか
決勝大会準優勝：イオンギフトカード3万円分
決勝大会審査員特別賞：イオンギフトカード2万円分
決勝大会進出者（コンビ）：決勝大会開催地までの交通チケット＆よしもと直営劇場観覧年間フリーパスチケット
イオン賞：地区大会パフォーマンス賞（コンビ）：イオンギフトカード1万円分