「番組が出来るシステム」佐久間の初冠番組が放送決定

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6月5日(日)深夜、佐久間一行の初冠番組「ほんわか王子・佐久間一行のR-1ぐらんぷりで優勝したら番組が出来るシステム」(関西テレビ)が放送される。

6月5日(日)深夜に初冠番組「ほんわか王子・佐久間一行のR-1ぐらんぷりで優勝したら番組が出来るシステム」が放送される佐久間一行。全国ツアーも6月からスタート。(c)KTV

6月5日(日)深夜に初冠番組「ほんわか王子・佐久間一行のR-1ぐらんぷりで優勝したら番組が出来るシステム」が放送される佐久間一行。全国ツアーも6月からスタート。(c)KTV

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これは「R-1ぐらんぷり2011」の副賞として、チャンピオンの佐久間に制作が約束されていた番組。「R-1」視聴者の脳裏に刻み込んだ“井戸コント”にちなんで佐久間がさまざまなシステムを発見する爆笑ロケをはじめ、ネタ芸人としての本領を発揮する珠玉のネタが詰まった1時間番組となっている。

ロケでは、たむらけんじの案内で大阪の大御所芸人である吉本新喜劇の末成由美と今いくよ・くるよを訪問。大御所パワーに圧倒されつつもシステムを発見するため奮闘する。

続いて月亭八光の案内で大阪の面白素人のもとを訪問。その強烈な個性に佐久間は驚きの連続で大阪人の底力を見せつけられる。

さらに佐久間は大阪の名物トーク番組「快傑えみちゃんねる」に出演。まだ番組出演に不慣れな佐久間だが、関西で活躍するには押さえておかなければならない関門だ。番組では緊張しながらも収録に挑む佐久間の裏側に密着する。

新ネタ披露のパートは、関西では劇場出番もめったにない佐久間だけに「R-1ぐらんぷり」でとりこになった人は必見だ。放送は関西ローカル。チャンピオンの実力と、初冠番組に挑む初々しい姿をぜひチェックしてみよう。

佐久間一行一問一答

――初めての冠番組の収録を終えての感想は?

佐久間一行:まさに5分前くらいに終わったばっかりなので、今はとりあえず暑い!という感じです(笑)。とりあえず(番組のネタ部分収録の)観覧には沢山のお客様に集まっていただき、放送上は何本になるかわからないですが、ネタ4本を楽しくできたので、良かったんじゃないかなと思っています。

――今日のネタを選んだ理由は?

佐久間:まず井戸のネタはあって、残りの3本はほかのテレビ番組で「ネタをお願いします」と言われた時に選ばない3本かなと。オーディションとか打ち合わせの段階で、カットされてしまう感じのやつですね。これはちょっと勝手に自分の判断なんですけど、そうなりそうなネタを自分の番組ということもあり(選びました)。あえての3本ですね。こういうのもやってるんだよっていう3本です。

※何本のネタを放送するかは現時点では未定。

――R-1後、周りの反響や変わったことは?

佐久間:いろいろ行かせてもらってるということですかね、テレビなり営業なり。やっぱり井戸のネタがすごくインパクトあったみたいで、営業先に行くとみんな小さい子どもが小さい井戸を作ってきてくれて、「あぁ~」って(喜んで)やってくれるんですよ。でも現状、井戸って結構大きくて、持ち運びが大変なので、なかなか営業先ってできなくて。それがちょっと辛いですね。

――営業先で井戸ネタをやってないこともあるんですか?

佐久間:やってないんですよ、営業ではなかなか。だんだん周りが「今日この人はやらないっぽいな」と陰で言っている(笑)。それを見るのが可哀想なんで、できるだけやりたいんですけども……。でも今、実は持ち運び用の井戸を作ってるんです。もうすぐできそうなんです。現状のはどうしても大きすぎるので、組み立て式井戸で、コンパクトで、現地で組み立てる。ネタをやって、出番が終わったらまた崩して持っていくという。今後はいろいろなところでできるんじゃないかなと思っています。

――今回の番組のロケで大阪をまわって思い出深い所は?

佐久間:全部が思い出深いというか、ほんと体力を失ったという印象です(笑)。大阪のグイグイ感というか、グイグイ感なしでここまでやってきたんで、そこでグイグイ感。ハンパじゃなかったですね。師匠方のパワーとか。素人の方もグイグイ来るんで、そこに圧倒されましたね。文化の違いというか。逆にそういうのをいっぱい受けて、大阪で修業したくなりましたね。普段からこういう所に身を置いて、すぐ笑いにできるようになりたいなと思ってしまったくらい、すごかったですね。あとやっぱり優しいですね。声を掛けてくれたりとか、懐が広い感じがしましたね。壁がないというか。ロケ先に行っても、もちろん師匠クラスや先輩方の芸人さんも、地元の方もみんな距離をすごく縮めてくれた感じですね。

――自分の番組ができると聞いて、最初はどんな番組を予想していましたか?

佐久間:ネタが好きだったので、ネタは絶対入れたいなと思っていて。それでネタを入れることができたので、すごく嬉しくて。予想としてはそんな感じですね。番組として、自分のここまでとこれからが入ったような感じですかね。これからやっていかなきゃいけないことも詰まっているし、これまでの得意なやつもあるしという感じですかね。

――全部詰め込みきれましたか?

佐久間:正直、3時間特番くらいの量(笑)。もっといけるかもしれないくらいの量を撮っていて、いろいろ思い返してもどうやって1時間にするのかなっていうくらい、内容は盛り沢山です!ものすごい詰まってます、ほんとに。

――自分の名前がテレビのタイトルにつくことについて、どう思いますか?

佐久間:冠自分は仕切ったり、司会とかをやるタイプではないので。冠番組ということに関するこだわりは、コンビの人って絶対あると思うんですよ。でも実はピン芸人ってそこまでではなくて。だから飛び越している感じですね。夢のさらに夢みたいな。嬉しいのを飛び越えちゃっている感じですね。すごいなこれっていう。まさに重大なことやっているんだなって感じです。

――「R-1ぐらんぷり」連覇は考えてますか?

佐久間:これはですね……R-1はもう出ないんですよ。自分的にはあれはあそこで自分では完結していて、ここからは自分はもっと、今日いろいろネタ以外の部分をやったんですけど、そっちの方を頑張れたらなと思っていて。それはそこでもう頑張りきったというか、これを修行するよりは、ロケなりそっちの方を修行したほうがいいかなというのもあって。でもネタを作るのは好きなんで、新しいのはどんどん前向きに作っていこうとは思っています。

――賞金がそろそろ手元に入ってきますか?

佐久間:今月の25日にたぶんですけど! 入ってくるかな……通常の給料にさらに入ってくるということらしいので正直怖いですよね、その月。出身が茨城県で、実家も震災被害にあっていて、屋根裏とか瓦も取れちゃって、瓦も全部ボロボロになってしまってというのもあるんで、一応賞金はいろいろそういう家の修復とかに使えたらなと思ってますけど。あとはザリガニのパワーアップ(笑)。

「ほんわか王子・佐久間一行のR-1ぐらんぷりで優勝したら番組が出来るシステム」

関西テレビ 2011年6月5日(日)24:50 ~ 25:50

出演者:佐久間一行 / たむらけんじ / 今いくよ・くるよ / 末成由美 / 月亭八光 / ほか

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