“元ヤンチャ”芸人バッドボーイズ佐田が保護司体験した記録、「寄り添う社会に」

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本日10月15日、「京都国際映画祭」の一環で「バッドボーイズ佐田正樹 “保護司になる”」の上映と舞台挨拶が京都・ヒューリックホール京都にて行われ、佐田と荒川区保護司会会長の鈴木文男氏、ゲストのオズワルド、MCの浅越ゴエが登壇した。

左から浅越ゴエ、バッドボーイズ佐田、荒川区保護司会会長の鈴木文男氏、オズワルド。明るいポーズで写真に収まった。

左から浅越ゴエ、バッドボーイズ佐田、荒川区保護司会会長の鈴木文男氏、オズワルド。明るいポーズで写真に収まった。

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「バッドボーイズ佐田正樹 “保護司になる”」の舞台挨拶の様子。

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これは、少年時代に保護司のお世話になったこともある“元ヤンチャ”芸人・佐田が1カ月の期間限定で保護司活動を体験する様子を収めたドキュメンタリー。法務省から直々のオファーが舞い込み、「まだ俺には早い……」と二の足を踏む佐田だったが「将来を見越して勉強させていただく」という形で引き受けた。

保護司が行っている対象者との面接にも同席し、自身の経験を語った佐田。最後に保護司になるか問われたが、やはり丁重に断っている。その理由を「保護司さんの活動を見たからこそ、片手間じゃできないことがわかった」としみじみ。60歳頃に芸人を引退し、セカンドライフとしてであればやってみたいと話したうえで、「こうして保護司さんの存在をPRするのが今の僕にできること」と語った。

フォトセッション中の様子。

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佐田は自分がかつて「早く帰りたいから(保護司に)めちゃくちゃ嘘ついていた」からこそ「(対象者は)嘘をつくのが当たり前。それでも寄り添っていく」という心持ちでいるという保護司のスタンスに感銘を受けたというが、ゴエは「1対1で会うのは怖いと思ってしまう」と率直な感想を述べる。一方、オズワルド伊藤は「知らない人が好きなので、興味はある」とコメント。「何人か回してもらって、気に入った子に付くのは?」とガールズバースタイルを希望したが、保護司は対象者を選べないことを教えられていた。

最後に佐田は「自分も失敗したときに誰も寄り添ってくれなかったら嫌じゃないかなと考えていただいて、犯罪を犯した人にも理由があるんじゃないかと優しい気持ちで見てほしい。人は1人では生きていけないので、寄り添う社会になって犯罪防止につながればいいなと思います。みなさん少しでもその考えを頭の片隅に置いていただけたら」とメッセージ。そんな佐田に、鈴木氏は「もう立派な保護司です」と言葉をかけていた。

なお作品は上映後、YouTubeでも公開された。

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RIP(賀登光五代目) @MonkyRip48

@owarai_natalie @kisamakono イマラチオか

イラマチオで

悩んでた人とは思えない!

脳が忙しくなります!

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