サンシャイン池崎が3年ぶり単独で“ゾーン”突入、同時通訳の導入で全世界にも笑いを

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昨日10月8日と本日9日、サンシャイン池崎の3年ぶりの単独ライブ「サンシャイン池崎単独ギャラクシー第八撃『グラップラーZAKI』」が東京・ユーロライブで開催された。この記事では1日目の公演をレポートする。

一発目のネタを披露する“スーパーサンシャイン池崎”。

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一発目のネタを披露する“スーパーサンシャイン池崎”。

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ライブが始まると、「未だにお笑いBIG3に入れない怒りから目覚めた」という池崎が全身金色の“スーパーサンシャイン池崎”になって登場。「すべての芸がスーパーになった」と豪語し、「スーパーショートコント」「スーパーモノマネ」「スーパーフリップ」「スーパーモノボケ」を立て続けに繰り出して会場を盛り上げる。

続いて池崎は「もしもアスリート以外がゾーンに入ったら」というフリップネタを披露するが、極度の集中状態に陥り、自身が“ゾーン”に突入。視界のすべてが真っ白で無音の世界に迷い込んでしまった彼は、フリップも見えていないようで「ゾーンうぜぇー!」と叫びながら現実世界への脱却を試み、その必死な姿が観客の笑いを誘っていた。

サンシャイン池崎(左)と通訳(右)。

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その後も、池崎は観客が参加できる間違い探しコントや、「ナレ死(大河ドラマなどで登場人物の死亡を直接描写せずナレーションで説明する演出)」に着想を得たというオチをナレーションで説明するコントを展開。またライブがオンラインで配信されていることから、通訳者を従えた自己紹介ネタを披露し、海外の視聴者に向けても笑いを届けた。

池崎劇団による演劇のワンシーン。

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後半は、回を重ねるごとに長尺化が進んでいる“池崎劇団”による演劇がスタート。前回は50分超えの作品だったが、今回はついに約1時間の大作となった。ストーリーは池崎扮する天才高校生探偵がペンションで起きた殺人事件の解決に挑むというもので、金玉、屁、うんこといったおなじみの要素も欠かさない。終盤のどんでん返しでは観客から大きなどよめきが起こっていた。

キャスト全員が死亡する瞬間。

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エンディングには池崎のほか、池崎劇団の小池美由や金の国、演劇にゲスト出演した武井壮が集結し、稽古の裏話を和気あいあいと語るが、虹色のタイツを着た男が「ちょっと待ってくださいよ!」と突如乱入。“レイボーづくめの男”と名乗る彼は「もともと台本にセリフがあったのになんでカットになったんですか!」と訴える。池崎は「ちょっと尺が……」と説明するが、激高した男はマシンガンに入れた“アドキシン8931”なる毒薬で全員を殺害。舞台が暗転する中、「演者たちは白菜になってしまいマルエツに陳列されることになった。白菜たちは合体し、雷門の提灯くらいのイートイット白菜となり脱出を試みるが、YouTuberのヒカルに1000万円で購入され、食べきることができず賞味期限が切れ、腐り死にした」という“ナレ死”でライブは幕を閉じた。

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