吉本新喜劇総選挙でアキが1位に、寛平GMは9位「やったー！千葉より上やった」

「吉本新喜劇座員総選挙」結果発表イベントが去る8月31日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開催され、アキが1位に輝いた。

吉本新喜劇史上初めて実施されたこの総選挙は、間寛平ゼネラルマネージャー発案のもと、ファンからの投票で人気トップ30を決定しようというもの。ランクインした座員は10月10日（月・祝）開催の「吉本新喜劇まつり2022～選ばれし30名の座員たち～」のスペシャル新喜劇に出演できる。

スケジュールが空いているすべての座員が出席。テンダラーがMCを務め、寛平GMも「ドキドキしてるねん……」とそわそわした様子で見届けた。まず30位に入ったのは松浦真也。ギターの弾き語りで心境を表現し、客席の今別府直之から「ボブ・ディランやないかい！」とツッコまれる一連の連携プレーで沸かせた。28位の谷川友梨はうれし涙。26位の清水けんじは中間発表から5つランクを下げたものの、「30位以内に入れただけでありがたいこと」と喜んだ。

25位に入った宇都宮まきは育休中のため、電話で「うれしいです！ 今、息子を抱きしめてるところです！」とコメント。夫のアキナ山名も電話口に出て「『私は育休中やし、選ばれなくても仕方ない』と聞いてもいないのにほぼ毎日言っていた」と宇都宮が日々心配そうにしていたことを明かす。ベテラン・池乃めだかは23位。「こんな歳やし長いことやってるから、僕を知らん人もいっぱいいると思ってた」と驚きつつ、盟友・寛平に「いろいろありがとう」と改めて感謝を述べた。

21位の森田まりこは「もしかしたら1位になるかなと思って、持ってるアクセサリー全部つけてきました」と笑顔。客席にいた夫の清水啓之は森田を祝福する一方で、「ますます立場がなくなりますわ」とぼやく。「バレエ大好き」の松浦景子は25万人以上の登録者数を誇る自身のYouTubeチャンネルではいっさい選挙PRを行わなかったが、20位にしっかりランクインした。

未知やすえは11位に入り、選挙公約にしていた「夫・内場勝則との1日密着YouTube撮影」について「皆さんに喜んでもらえるようお礼をしたい」と前向きな姿勢。ギンナナ金成として東京で活動していた千葉公平は、10位に。入団したての頃は関東弁に対して批判的なコメントもあったというが、「少しずつでも認めていただけてるんだなと……」と喜びを噛みしめる。これに寛平GMは「関東から来てほぼ2年半、コロナ禍の中、よくここまでがんばった」と労い、その直後自身が9位だとわかると「やったー！ 千葉より上やったのがよかった！」と無邪気にはしゃいだ。

6位の島田珠代はキレのある動きを見せながら、「吉本はブサイクのほうがプリンセスってことがわかりました！」と名言を残す。そして見事1位の座に就いたアキ。関東、関西、西日本ですべて1位という圧倒的な強さを見せた。寛平GMから「年内に1週間、なんばグランド花月で新喜劇の座長公演」というプレゼントも用意され、アキは「それを目指してがんばってきたので本当にうれしい」と語った。

総投票数は77万184票。30位までのランキングは下記の通り。