ザ・ギース高佐初エッセイ集、刊行イベントで尾関と執筆やKOCへの思い語る

ザ・ギース高佐の著書「乗るつもりのなかった高速道路に乗って」（PLANETS）が8月26日に発売される。

これは、今年3月発売の短編集「かなしみの向こう側」（ステキブックス）で小説家デビューを果たした高佐の初エッセイ本。メールマガジン「Daily PLANETS」での連載をまとめたもので、2編の書き下ろしと“もう1人の自分との対談形式”の「怖い」あとがきも収録している。

PLANETSのオフィシャルサイトではそのうちの1編「究極の幸せ」を特別公開。ピース又吉も「こんなに笑えるエッセイは絶滅したと思っていました。自意識と想像力と狂気と気品。読んでいる間、幸せでした」と推薦する1冊を手にとってみては。

なお、PLANETSの公式ストアでは未使用カットを含む写真のポストカード5枚付き、8月23日（火）開催の刊行記念オンラインイベント参加権付きを先行販売中。オンラインイベントには相方尾関も出演し、執筆に関するエピソードや「キングオブコント2022」への意気込みが語られる予定だ。

ザ・ギース高佐 コメント

このたび、僕の初エッセイ本「乗るつもりのなかった高速道路に乗って」を出版することにあいなりました。連載で2年半書き続けてきたものが形になることにこの上ない喜びを感じています。書籍化に当たって2編書き下ろしあり、さらに怖い「あとがき」も書きました。僕は笑いながら書いていたのですが、なぜか怖いという反応が多いです。あとがきにしては厚めです。家族のこと、相方のこと、TAIGAさんのことなど書いていますが、基本、連載当初から「僕ザ・ギース高佐のことを知らない人が読んでも楽しめる内容」というのを心掛けていたので、知らない人にも読んでもらいたいです。どう思うんだろう。もし街で僕の本持ってる知らない人を見かけたら、声かけて聞きに行きますね。

ザ・ギース高佐「乗るつもりのなかった高速道路に乗って」収録内容

叔父さんになった日
睡眠銀行
周りの目を気にしすぎるあまり、乗りたくない高速道路に乗ってしまう
ハープを手に入れた
不自由律
相田みつをゲーム
正直すぎる人もどうかと思った話
物語の主人公になれない
カモフラージュフード
恐怖は突然やってくる
「ニーズが無い」という言葉の恐怖
「いくつに見える？」問題の解決策
青春時代の捻れた爆発
戦略的低クオリティ
相方がヒーローに見えた日
父親の話
キングオブコント2020
究極の幸せ
視点を変えると抱っこしておんぶしてあげたくなる
初めてできた彼女の話
願掛けに対する躊躇
日常に持ち込んだシュール
手品とナンパと新聞購読
二年ぶりにした打ち上げ
咳払いシングルス決勝inルノアール
何もしないことの可能性
エッセイと小説の境界線
あとがき もう一人の自分と対談形式で

刊行記念オンラインイベント

日時：2022年8月23日（火）20:00～（アーカイブ配信あり）
＜出演者＞
ザ・ギース