働く大人が日頃感じるイライラやあるあるを、東京03がゲストとのコントやトークで笑い飛ばす「東京03の好きにさせるかッ!」。今回5人で演じるコント「入社式」は男性ブランコ平井が書き下ろしたもので、とある会社で行われた入社式の社長挨拶を巡るファンタジーテイストなストーリーが展開される。
ドラマチックでもあった今回のコントについて、飯塚は「本当に作品性の高いコントだった」と絶賛。「すごくよかった。また来てほしい。今度は30分くらいのやつ書いてもらってやりたい」と平井が描く世界観を気に入った様子だった。東京03の単独公演にかが屋がゲスト出演してユニットコントを繰り広げているのを観客として観ていたという浦井は、今回東京03とのコント共演が叶い「(かが屋が)うらやましいー!と思っていて。でも今日はそのうらやましいと思っていたことができて本当にうれしかったです」と噛み締める。収録前のマイクテストの段階で「もう、いいです!」と東京03の発声に感激していた平井も「これは自慢できます。第一線でやられている方々と一緒にコントできたのはめちゃくちゃ刺激的でした」とうれしそうに語った。
トークパートでは、大学の演劇サークルで出会い、ラーメンズや後藤ひろひとに影響を受けた男性ブランコのルーツを東京03が掘り下げる。また、単独ライブで生きていきたいという男性ブランコが「夢の裏側を見せてください」と公演にかかる費用やチケット代などリアルなことばかりを東京03に質問している。
男性ブランコ&東京03 コメント
──コント収録のご感想をお願いします。
浦井:収録のときはしっかりやろうという気持ちしかなかったんですが、(収録したコントを)聞いたときに、今03さんと一緒にやっているんだと改めて実感しました。
平井:「やば」って思いました。「うわ、一緒の設定の中にいる……!」と。めちゃくちゃうれしいですね。
飯塚:本当に作品性の高いコントだった。社長の挨拶がめちゃくちゃよくて。この社長の挨拶に向けてまっすぐ進んでいくから、すごくきれいな台本だなあと思って。こういう、いいセリフが書けるのはものすごい羨ましいし、才能だなと思いますね。
角田:内容が本当にいい話で、毎日15分ずつのラジオドラマみたいなものも書けちゃう人なんだろうなと思いました。
平井:実はこの社長の考えは、ゾフィーの上田さんに教えていただいた仏教の考え方なんです。
飯塚:そら、いいセリフになるわ。やっぱ仏教ってすげえな!(笑)
──豊本さんは“ニヒルな男”を上手に演じていました。
飯塚:豊本はプライベートがニヒルですからねえ。
豊本:ニヒルって書いてあるので、一応意味を調べたんですよ。全然意味がわからなくて、混乱しました(笑)。でも平井くんが書いてくれた台本の言い心地がよかったので、気持ちよくできましたね。
平井:台本では自分の想像の範囲内のコントでしたけど、実際みなさんに読んでもらったら全然そんな小さなものじゃなかったです。すごい広がりでした。
──このコントを書いた意図は?
平井:03さんは会社コントのイメージが強いじゃないですか。僕らは年齢的には会社の設定もあっていいはずなんですが、あまりないんです。せっかくだったら03さんのフィールドでやってみたかったですし、この機会を生かして今後自分たちも会社の設定を作っていくと思うので、学ばせてもらおうというつもりでした。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2022年5月26日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:男性ブランコ
東京03飯塚 @iizuka03
今日夜ぜひ!! https://t.co/UOe4dOO530