吉本興業110周年「伝説の一日」トップバッターは見取り図！前説BKBが始まり告げる

吉本興業の創業110周年特別公演「伝説の一日」が本日4月2日に大阪・なんばグランド花月で開幕した。

8時半開演の「初日壱回目」はバイク川崎バイクが前説を務めて盛り上げ、観客に「#伝説の始まりはBKB」でツイートするよう要求。いよいよ幕が上がると、佐久間一行司会のもと桂文枝、西川のりお・上方よしおによる口上が行われた。ネタのトップバッターを飾ったのは見取り図。結婚式の漫才を繰り広げると、続くコウテイも「結婚したい」と同じ題材のネタに入って会場を沸かせた。

最初の囲み取材には見取り図とのりお・よしおが登場。盛山は「いつものNGK出番のように行こうと思ったけど、緊張していたみたいで手が震えてました」と話し、リリーは「トップバッターを務めることができるのは1組だけ。それに選んでいただいて光栄でした」と貴重な機会を噛み締める。また、コウテイと題材が被ったことについては盛山が「記念公演ということで、めでたいネタを選んだ。世界最早で漫才したんで、僕ら（笑）。ハッピーなネタをさせていただきました」と説明した。よしおは「50年以上やってますからね。（吉本興業の）半分は見させてもらってる。いくつまで現役でおれるか」としみじみ。のりおは「今年71歳で、現役バリバリでやらせていただいている。創業120年もいてると思う。死んでたら化けて出てやる」と話して笑いを誘っていた。

また桂文枝と和牛の囲み取材の場も設けられ、文枝は「100周年のときにみんなで集まって撮った写真ある。さんまさんがいたり、ダウンタウンさんがいたり。ああいう写真をまた撮れたら。メンバーが抜けずに元気に、新しい人気者も加えて120年になればいいなと思っています」と次の120周年に思いを馳せる。和牛・川西は「100周年のときはまだ若手も若手で、文枝師匠がお話したその集まりにお声もかからなかった。その写真がルミネtheよしもとに飾られているんですが、それを見ながら『次こそはそういう場に』という思いがあったので、今回の『伝説の一日』に参加できてうれしい」とコメント。水田は「110年で出番もらえたので、120年は和牛で1公演任せてもらえるようになりたい。そういう伝説作れたらなと思います」とボケつつ、「伝説の一日」出演への思いを明かした。

「初日壱回目」には彼らのほか、パンサー、オズワルド、空気階段、佐久間一行、プラス・マイナス、パンクブーブー、ガクテンソク、桂小文枝、ロバート、なだぎ武、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、吉本新喜劇が出演。ブラマヨ小杉は「伝説のヒーハー！」と絶叫して喝采を浴びた。

昨日4月1日で創業110周年を迎えた吉本興業。「伝説の一日」は2012年4月8日、創業100周年記念として行った特別公演で、110周年の節目となる今回は2日間にわたり各日4公演を上演する。BSよしもとでは「伝説の（裏）一日」と題して合計28時間の生放送を実施。FANYチャンネル公式YouTubeチャンネルではフースーヤ、マユリカ、カベポスター、今井らいぱち＆kento fukayaらが出演する「伝説の30分ラジオ」なども展開されている。

吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」初日壱回目 出演者

前説：バイク川崎バイク
口上：桂文枝 / 西川のりお・上方よしお / 佐久間一行（司会）
見取り図 / コウテイ / パンサー / オズワルド / 空気階段 / 佐久間一行 / プラス・マイナス / パンクブーブー / 西川のりお・上方よしお / ガクテンソク / 桂小文枝 / 和牛 / ロバート / なだぎ武 / チュートリアル / ブラックマヨネーズ / 桂文枝
幕間SP：ギャロップ（MC） / ラニーノーズ / おばたのお兄さん / TEAM BANANA / GAG
吉本新喜劇