「NSC大ライブ」大阪44期の優勝は宛先プレーン、東京03やニューヨークの影響明かす

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吉本興業の芸人養成所NSC大阪校44期生によるネタバトル「NSC大ライブ OSAKA 2022」が昨日2月28日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催され、宛先プレーンが優勝した。

「NSC大ライブ OSAKA 2022」で優勝した宛先プレーン。左が荒木健太、右がたかまん。

「NSC大ライブ OSAKA 2022」で優勝した宛先プレーン。左が荒木健太、右がたかまん。

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「NSC大ライブ OSAKA 2022」の様子。

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現役NSC生が1年間の集大成としてネタを披露する「NSC大ライブ」。大阪大会の決勝には、171組が参加した予選から審査員票上位7組と観客票でもっとも多くの票を獲得した1組の計8組、モデル亜ガマ、こめじるし、ぺ、七輪、もものみ、軍艦、ウリ、宛先プレーンが進出した。

宛先プレーン

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優勝した宛先プレーンは、大卒23歳の荒木健太とサラリーマン歴6年で29歳のたかまんによるコンビ。ネタ見せの授業で「発想が抜群に面白い」と思い、たかまんから荒木に声をかけて結成した。NSC講師でこの日の審査も担当したお~い!久馬は「このネタを授業で見たときにすごいと思った。発想、着眼点にちょっと悔しさを感じるくらい」と絶賛。ライブの見届人を務めた笑い飯・哲夫も「着眼点が素晴らしい。しっかり商品となっているネタだと思います」と感想を述べた。

「NSC大ライブ OSAKA 2022」で優勝した宛先プレーンら。

「NSC大ライブ OSAKA 2022」で優勝した宛先プレーンら。[拡大]

広告代理店の営業マンをしているというたかまんは、2021年4月に課長に昇進したものの退職覚悟で「NSCに行かせてほしい」と会社に直談判。NSCに通いながらでも残ってほしいと言われ、仕事との両立に励んだ。「好きなことだから続けられた」といい、今後については「どういう形で働かせてもらえるか、会社と相談します」と話した。

たかまんは「お互いがボケもツッコミもできるコンビの関係性が理想」と千鳥、かまいたち、霜降り明星の名前を挙げ、幼稚園の頃からお笑いが好きだという荒木は「人の少し嫌な部分をつく、こういうことをしたら嫌われるというのを笑いながら学べた」と東京03とニューヨークから受けた影響を明かす。今回の優勝について「興奮のうちに終わった。44期は面白い奴が多いので、追いつけ追い越せでやっていた結果です」と語った。

宛先プレーンには優勝特典として吉本の劇場や、各局テレビ番組、BSよしもと、MBSラジオ、YES-fm、ラジオアプリGERAへの出演が約束されている。なお既報の通り、同日行われた「NSC大ライブ TOKYO 2022」の優勝者は大阪・都島区出身のコンビ・ミヤコジマだった。

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