おぼん・こぼん、芸歴57年目で初の自伝的回顧録「東京漫才」

おぼん・こぼんの著書「東京漫才」（飛鳥新社）が3月28日に発売される。

芸歴57年目にして初となるおぼん・こぼんの自伝的回顧録。17歳の結成前夜から、下積み時代、1980年代の漫才ブーム、ビートたけしやとんねるずらとの関わり、そして約10年にわたる不仲状態から和解を果たしたその真相が、おぼんとこぼん、それぞれの視点から辿られている。

おぼん・こぼん「東京漫才」収録内容

1章 井上君と馬場添君

結成前夜 / 1万円と期末テスト / スカウト / 涙の夜行列車

2章 キャバレーと漫才ブーム

事務所倒産 / 歌謡ショーで会いましょう / 待てども来ない和田アキ子 / おぼん・こぼんスタイル / 伝説の「赤坂 コルドンブルー」 / 自腹ラスベガス2人旅 / 無名コメディアンの執念 / 趣味は結婚 特技は離婚 / 始まりの「お笑いスター誕生!!」 / ブッチギリ / 10 週勝ち抜き / とんねるずと「おしん」 / ビートたけしと林正之助 / 漫才協会と落語協会 / スリランカ集合 ケープタウン解散 / 「舞台が勝負」で借金6000万円

3章 絶望的不仲の真実

仲違いの始まり / すれ違いステージの10年 / 7票差の理事選 / 「水ダウ」おしぼり事件 / それが芸人 それが人間 / アタックチャンスと余命宣告

4章 57年目の芸人賛歌

横山やすし / 友情、時々、恩返し / 後輩 / 引退 / それでも別れない理由