“出番5分”に捧げる芸人の本気「マジ歌選手権」本日、アルファルファのくだりも復活
2021年12月29日 10:00
7 お笑いナタリー編集部
本日12月29日(水)に放送される「ゴッドタン 芸人マジ歌選手権」(テレビ東京)。この記事では12月頭に行われた収録の様子をレポートする。
19回目を数える今回の「マジ歌」では、バナナマン日村、東京03角田、ロバート秋山、バカリズム、フットボールアワー後藤、ハライチ、そしてスポットライト枠の蛙亭イワクラが渾身の新曲を熱唱。司会のおぎやはぎ、松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)からはマジ歌シンガーのほぼ全員が1カ月以上前からこの企画に取り組んでいることが明かされる。中でも劇団ひとりがもっとも早く、8月12日に最初の打ち合わせを実施。“出番5分”のために並々ならぬ努力を重ねた彼らのステージに期待が高まる。
観覧ゲストはバナナマン設楽、ハリセンボン春菜、アルファルファこと東京03豊本と飯塚、DJ 松永(Creepy Nuts)、朝日奈央。豊本と飯塚が東京03の前身コンビ「アルファルファ」として紹介されるのは恒例のことで、その部分がオンエアされないのもお決まり。しかし前回の「マジ歌」収録では「東京03の豊本と飯塚」とだけ紹介され、お笑いナタリーでもその通りに報じたところ、読者からは「アルファルファでは?」という疑問の声が。そんな反響も踏まえて、今回は台本に「アルファルファ」が復活した。
ヒム子こと日村はジェスチャークイズや即興ラップを繰り広げたあと、これまで以上にスケールの大きいパフォーマンスで観覧ゲストたちを圧倒。松永は「エンタメの全部が入っていた。世界レベルを見た」と驚きを隠せない。ハライチはコンビで歌唱。収録が「M-1グランプリ」準決勝の結果発表前だったことから、トーク部分では優勝パターン、最下位パターン、当て逃げで活動自粛パターンなど、放送日までに何が起こってもいいようにさまざまなパターンをカメラに収めた。角田と大竹マネージャーはいつもとは違うコンセプトの衣装で登場。ある人物とのコラボを展開する。
秋山扮するL.A.コブラはより幅広い人たちに伝わるような楽曲を用意してきた。来日は久しぶりのことで、今年の芸能ニュースで耳にした覚えがあるのは山寺宏一と岡田ロビン翔子の結婚くらいなのだとか。バカリズムは白に統一した衣装に身を包む。かっちりしすぎないよう、同じ白でも素材違いにしたり、カジュアルめにまとめたりと、こだわりのあるスタイリングだという。年齢を重ねた今のバカリズムだからこそ書ける歌詞に、ゲストは共感を示しつつ、その視点の鋭さに怖さも感じた様子だった。
イワクラには、相方・中野も同行。トニーフランクの伴奏で歌う彼女のエモーショナルな姿が衝撃的だったようで、「僕はそのために何ができるか……」と考え込んでしまう。サングラスを外しただけで笑いを起こす後藤は、やはりコールアンドレスポンスがうまくいかない。トリの劇団ひとりの登場の前には、「マジ歌シンガーになり14年。悩んだ1年だった」と吐露する手紙を松丸アナが代読。果たしてどんなステージを見せるのか。
ゴッドタン 芸人マジ歌選手権
テレビ東京 2021年12月29日(水)23:30~24:55
<出演者>
おぎやはぎ / 劇団ひとり / バナナマン / 東京03 / バカリズム / ロバート秋山 / フットボールアワー後藤 / ハライチ / 蛙亭 / ハリセンボン春菜 / DJ 松永(Creepy Nuts) / 朝日奈央
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
松永「エンタメの全部が入っていた。世界レベルを見た」/“出番5分”に捧げる芸人の本気「マジ歌選手権」本日、アルファルファのくだりも復活 - お笑いナタリー https://t.co/vIsO2ZNDud