豪華松竹芸人陣登場「SHOCHIKU BIG MOUNTAIN」レポート

昨日2月27日に新宿明治安田生命ホールにて、「SHOCHIKU BIG MOUNTAIN『第一章 完 ～departure～』」が開催された。

「SHOCHIKU BIG MOUNTAIN」は2008年に始まった松竹芸能所属の芸人たちによるネタライブ。毎回松竹を代表する芸人が多数登場し、いち早く新ネタを披露してきた。今回は新宿明治安田生命ホールに場所を移してスペシャルライブを開催。「第一章 完」ということで、豪華出演者とゲストによしもとクリエイティブ・エージェンシーのNON STYLEが出演し、それぞれ渾身のネタを披露した。

コーナーでは今回のライブにちなんで「私が卒業したいこと」をテーマにトーク。トップバッターに指名された“収納王子コジマジック”ことオーケイ小島は、「細かすぎる洗濯の仕方を改めたい」と語ったところ、ほかの芸人たちからその潔癖症ぶりを表すエピソードが続々登場した。唯一小島派だったアメリカザリガニ柳原は、「独身」を卒業したいと宣言するも、MCのTKO木本から「潔癖症よりカエル好きが問題」と指摘され、「卒業したいこと」を「カエル」に改めた。

ゲストのNON STYLE石田はその悪酔いぶりから「お酒」を卒業したいとコメント。「ある日起きたらマグロを抱いて寝ていた」というエピソードには松竹芸人たちも驚きをあらわにしていた。相方の井上は、トレードマークの「タンクトップ」。その“イキリぶり”を終始ツッコまれていた井上は、アメザリ柳原にいじられ「（柳原も）そないやで」と言い返すというくだりで何度も笑いをとり、最後は2人で握手を交わした。

TKO木下は「家とかで急にダンスがしたくなる」という癖を告白。すると後輩芸人たちはこぞって「よく見る！」と、ダンスシーンの目撃談を語り始め、最終的には「音楽に対するこだわりが強い」という話になり、「カラオケの採点にうるさい」というエピソードも飛び出した。「R-1ぐらんぷり2011」ファイナリストのナオユキは、トークコーナーも終始マイペース。大阪時代はよく絡んでいたという木下から久々に、厳しくも愛のあるツッコミを受けていた。

最後は木本が代表して「『SHOCHIKU BIG MOUNTAIN』は一応最後になりますが、今後新たな形のライブをお見せしたいと思います。これからもよろしくお願いします」と観客に感謝の挨拶。会場からは期待の大きな拍手が送られた。

今後のライブに関しては、松竹芸能のオフィシャルサイトなどで発表予定。ファンは次回開催を楽しみに待とう。