「東京お笑いライブマニア presents『トシちゃんに会いたい』」と題したライブが昨日10月27日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催された。CSテレ朝チャンネル1でも生中継されたこのライブには、
「トシちゃんに会いたい」は今年「R-1グランプリ2021」決勝でトシちゃんのモノマネを披露した土屋が生みの親のライブで今年3月に続く第2弾。トシちゃん愛に溢れた芸人たちはトシちゃんらしい口調やキレのある動き、ステージ衣装などでそれぞれのトシちゃん像を構築し、森本に「同じ声だから誰を注意したらいいかわからない!」などと嘆かれながらも2時間にわたって自分なりのトシちゃんを貫いた。会場では実際のトシちゃんの写真や音楽が使用されており、森本によるとこのライブの存在はトシちゃん本人の耳にも入っているとのこと。なお永井佑一郎は現在トシちゃんと同じ事務所に所属している。
トシちゃんにまつわる各企画に7人が挑み、優秀な成績を収めたトシちゃんには「104(トシ)」ポイントが入るというルールでライブは進んでいったが、このルールは「誰もポイントを数えていない」という理由もあって途中でうやむやに。またライブの序盤、森本はザコシ扮するトシちゃんに「榎本!」と名指しされたことから、エンディングまで「榎本」の名で呼ばれることになった。「榎本」とは、ドラマ「教師びんびん物語」(フジテレビ系)でトシちゃんが徳川龍之介を演じた際にコンビとなった徳川の後輩・榎本英樹(野村宏伸)のことだ。最初の競技「トシちゃん大喜利」ではトシちゃんが総理大臣となった場合のマニフェストを全員で考えたほか、トシちゃんの写真を用いた「写真で一言」が展開され、大喜利好きが判明した土屋が勝者となった。
「抱きしめてTONIGHT」をイントロから曲の序盤まで1人ずつ踊るコーナー「悩み事を隠すトシちゃん」は、きっちりとした女性バックダンサー2人が加わる華やかなステージに。ここでは伊藤がトシちゃんのモノマネとしては正統派のダンスを披露したほか、かつて「エンタの神様」(日本テレビ系)で見せたリズム芸の「ヤバババイ」を繰り出し、「エンタ世代にはたまらない!」と芸人たちから称賛を浴びる。続く「即興トシちゃん」のコーナーではランダムのテーマ設定に従って1人ずつトシちゃんを演じるはずだったが、RGの先導により全員参加のエチュードが展開され、森本の再三にわたる「本来は合同コントじゃないのよ!」といった注意に誰も耳を貸さなかった。
そのほか、イントロクイズのはずが「ごめんよ 涙」をRGが1コーラスまるごと歌詞も見ずに歌って終了した「イントロトシちゃん」や、「こんばんは、田原俊彦です」のセリフを1人ずつ極限までレベルアップさせていく「MAXトシちゃん」など、実施された企画はいずれもトシちゃん尽くし。「MAXトシちゃん」で設定されたトシちゃんの上限は「10000倍」という数値だったが、ザコシが自ら「2兆倍」を宣言した流れで、ラストの高佐が急遽「2倍ザコシ」に挑むことに。高佐はTシャツを脱ぎ捨てて上半身裸でザコシになりきり、ザコシから「裸芸にようこそ!」と歓迎されていた。
公演時間が予定より延長され、次のスケジュールがあるというRGが名残惜しそうにステージから去ったあとに行われた最後のコーナーが、イス取りゲームでついに本当のトシちゃんを決めようという「イスとりトシちゃん」だ。このライブ中に浴びるほど聴いた「抱きしめてTONIGHT」が流れ始め、やがて曲がストップするもののトシちゃんたちは1つの椅子に誰も座ろうとせず「ダンスタイム」と主張して踊り続けるばかり。やがてトシちゃんたちから「榎本!」と舞台中央に誘い込まれた森本が仕方なく椅子に腰かけ、「優勝したのは、僕でした!」と自ら告げてこのライブは幕を閉じた。スカパー!番組配信では11月10日(水)まで見逃し配信中。
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なつみか @natsu_mksn
子供の頃からあまり男性アイドルに興味がないので、たのきんで誰派、というのはないのですが、敢えて言うなら「タカサトシヒコ」新規なのかな🤔
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