昨日2月3日に、東京・中野サンプラザホールにて大喜利カードバトル「言語遊戯王8」が開催され、初出場の
「言語遊戯王」は、せきしろがプロデュース、
初戦は、11月に開催された「言語遊戯王ヤング杯」で優勝した
1回戦第1試合は、常連の宮野真守と初参戦のスチャダラパー Bose。互いにリーチで拮抗するも、Boseが上の句のミュージシャンを「給料ドロボウ」呼ばわりした回答がハマり、見事初勝利を飾った。第2試合では同じく初参戦の電気グルーヴピエール瀧がラバーガールに先制点。ラバーガールにリーチのチャンスを与えず、2回戦に駒を進めた。第3試合は
2回戦第1試合は、くじ引きでシードを勝ち取った初参戦の東京03豊本がBoseと対戦。リーチ後の2人はなかなかポイントが獲れずもつれた結果、豊本が逃げ切った。第2試合は2連覇中の王者・
準決勝第1試合はピエール瀧がホワイトカードを決め、先に王手。しかし豊本は、数々の名勝負を見てきた山里に「完璧」と言わしめる答えで堂々の決勝進出を決めた。第2試合では若林と池田が、ある政治家の上の句で試合スタート。果敢に攻める若林の勢いに押される形で池田が敗退した。
決勝は3連覇を賭けた若林と、初参戦初優勝を賭けた豊本の戦い。先にポイントを獲得したのは豊本だったが、4点目で若林に逆転を許してしまう。ここで“30代からの基礎化粧品”を売ってもらえない有名人が続き会場は沸くが、試合は大接戦。若林が下の句で流れを変え先にリーチを獲るが、続いてリーチを獲った豊本が、ある“ローマの偉い人”の上の句に対し、有名な“日本のとんち坊主”イラストカードを出し、この日1番の爆笑で優勝を勝ち取った。
新チャンピオンとなった豊本は「ゲームも楽しかったし、優勝もできた。来て良かったです」と喜びのコメント。惜しくも準優勝の若林は「一発KOって感じだった。気持ち良かったです」と潔く負けを認めた。
また今回も全試合に渡って山里が名司会を披露。初出場の出演者が多い中、彼らの魅力を笑いを交えて存分にアピールした。政治家から容疑者まで幅広い上の句の人物も、すべて温かくフォロー。さらに、ももいろクローバーとユーモア軍団(
今大会も数々の素晴らしい試合が繰り広げられた言語遊戯王。新たな人材も発掘し、さらに期待が高まりそうだ。今後の予定は未定となっているが、ファンは次回開催を楽しみに待とう。
東京03豊本、南海キャンディーズ山里コメント
──初出場、初優勝の感想は?
豊本:驚いてます、はい。テレビで見たときは、ゲーム自体が面白そうだなって思ってました。優勝する自信はまったくなかったです。
──初戦の手応えはいかがでしたか?
豊本:面白いカードを自分がボンボン出していって、中盤からもう手持ちにいいのがなくなって息切れした感じでした。
山里:そんな感じ全然しなかったけどね。
豊本:いや、あの時はもうBoseさんでピンポン鳴って勝ってくれって思ってました。家でやってたら超楽しいと思うんですけど、お客さんいるし、ダラダラするのはアレかなと(笑)。
山里:いや飄々とやってるし、しかも答えに深いものが多いんですよね。「うわっ、これ笑いにできるのすごいな」っていうのがいっぱいあったから、言語遊戯王の醍醐味の勝ち方が多かった。どんなカードでも勝てるチャンピオンだなと感じましたね。
豊本:いやいやいやいや(苦笑)。
──決勝進出が決まったときはどう思いましたか?
豊本:「俺で大丈夫かい?」と。でもBoseさん瀧さんと戦ってきたからどっか負けるわけにはいかないというのはありましたけどね。
──最後のカードはいつから持ってたんですか?
豊本:“ローマの偉い人”は最初からいました。最後のカードはそれを出してから来たんです。だから来た瞬間、ニヤついてましたよ。
山里:なるほど! ニヤついてたのは俺見えなかったなぁ。いや、全体通して言葉をこれだけ深く理解している方ってすごいなぁと思いました。カッコよかったです。優勝したあとに東京03のメンバーの人たちが寄ってきて「すごいな!」って言ってるのも素敵でしたね。
豊本:普通のおじさんなんですよね(笑)。
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早見さんで思い出した言語遊戯王、すげえ面子の良イベントだったな https://t.co/DhGbba5wWU 。フォーマットが似てるつって某大物先輩芸人が不快感示したとかなんとかで終了したなんつー噂もあったが、どうなんでしょね