「LOSTロケ現場ツアーやりたい」LOST芸人襲名披露会見開催

本日1月31日に、渋谷・ヨシモト∞ホールにて「『LOST』芸人襲名披露」記者会見が行われた。

これはアメリカの人気ドラマシリーズ「LOST」ファイナル・シーズンのDVDリリースを記念して行われた会見。「LOST」はゴールデン・グローブ賞、エミー賞をはじめとする各賞で52部門受賞、日本人のファンも多く世界中で注目されているサバイバル・サスペンスドラマとなっている。

昨年2010年12月には“お笑い界一の「LOST」好き”を自負する品川庄司・品川がリーダーとなり、まだ同作品を見ていないライセンス、トータルテンボス、椿鬼奴、中山功太を“LOST芸人”にしようというプロジェクトがスタート。4組はこの2カ月間同DVDを見続けた。

今回久々に集合した4組は、明らかに前回の会見とは違った雰囲気。前回訳もわからず渡されたつなぎを堂々と着こなし登場した。品川は「これまでライセンス、特に藤原は人見知りだし、トータルは結婚のお祝いはあげるけどお年玉はあげない、という仲だったのが、会うのが楽しみになった」と彼らのLOST芸人ぶりを絶賛。「『どこまで見た？』とか聞いてたのが、向こうからガンガン報告してくるように。思わず『打ち上げやろうよ』って言いそうになった」と語り、「言いましょうよ！」と新たなLOST仲間たちからツッコまれた。

LOST芸人となったことを表彰して、作品中にも出てくるレイをかけていると、鬼奴が最後までDVDを見ていないことが発覚。そこでスタッフから、鬼奴がこのDVDのために買ったポータブルDVDを、ジャンケンで勝った観客にプレゼントするという罰ゲームを提案されてしまった。鬼奴は「全員負かしますよ！」と気合いを入れたが、最後に1人の女性に負けてしまい、「DVD『LOST』を見るように」と笑顔でプレゼントした。

観客からの質問コーナーでは、「LOSTモノマネをやってさい」というお願いが。それまでも「LOSTジョークが全然ウケない」と言っていたメンバーたちだったが、披露し始めると止まらなくなり、登場人物の言動や表情など自信のモノマネを次々と繰り出した。

最後にトータルテンボス藤田は「ロケ現場のツアーをやりたい。一緒にみんなで特典映像を見ましょう」と提案。鬼奴は「パチンコに行かなくなったのでお金が減らなかった」、中山は「ほかの海外ドラマも見たくなった。次は『デスパレートな妻たち』を見ます」とコメントし、同作品の良さのみならずさらなる楽しみがあることをアピールした。

DVD「LOST ファイナルシーズン」はレンタルのほか、COMPLETE BOXも発売中。「登場人物の背景や、不思議な島など気になることがたくさんある。ラブもアクションもサスペンスも全部詰まったドラマ」（品川）、「『もっとこうだったら良かったのに』という部分が全くないくらい完璧」（ライセンス井本）とLOST芸人たちが絶賛しているので、気になる人はチェックしてみよう。