昨日4月25日に
このライブでは唯一無二の存在感を放つザ・ギースに憧れる8組がザ・ギースにインスパイアされたネタ、リスペクトを込めたネタでアピール。ラバーガール大水とザ・ギースの2人が審査員を務め、その名前を受け継ぐにふさわしい1組を決定する。候補に上がったのはプロダクション人力舎の
しかし張本人であるザ・ギースは気恥ずかしそうで、尾関は「“初代”があんまり出てないのに(笑)」とまだ2代目を探す段階ではないのではないかと恐縮。高佐は「全員でイジりやがって……!」と終始カリカリしている様子で、各参加者のネタの面白さは認めつつ、少しでも「イジられている」と感じれば持ち点10点のうち平気で0点や2点など厳しい採点で参加者を突き放す。ザ・ギースを目標に結成したというコガラシガーナは、質疑応答でハープを得意とする高佐の影響でサックスを始めたこと、インプロにも取り組んでいることなどザ・ギースへの憧れを語れば語るほど高佐の機嫌を損ねてしまい、点数の低さに丸山は「高佐さんなんで……!?」と崩れ落ちた。
ザ・ギースと親交の深いトンツカタンは高得点を期待されたが、「ザ・ギースになりたいなんて思っていない」と疑り深い高佐に見破られ「失格」を言い渡されてしまう。3人の中でもっともザ・ギースになりたいと思っているはずのお抹茶が「(トンツカタンが)第2のザ・ギースになるためだったら脱退します」と支離滅裂なことを言って混乱させる場面もあった。ロビンソンズはザ・ギースのような芸風への憧れとオリジナリティの間で揺れる葛藤を描いた超大作コントを披露。ネタの完成度で審査員をうならせるも、やはり高佐の反感を買ってしまい点数は振るわず。ラブレターズは「西岡中学校」にザ・ギースのパートを加えてバージョンアップを図ったが、これも「完全にバカにしてきてる」(高佐)と減点対象となった。
そんな中、高佐の高評価を得たのが「ザ・ギースに寄せよう」という浅ましさが見えなかったコネオや本田兄妹。コネオはカメラに尻を向けたまま、シュールさを感じさせない全力のパフォーマンスで審査員たちの笑いを誘う。高佐は「まったくイジられている感じがしなかった!」と満足そうで「やりたいことをブレずにやり切っていて好感が持てた」と笑顔。尾関も「ギースの理想の形だった」と1人でザ・ギースを表現してみせたコネオに拍手を送る。本田兄妹は「ここはラーメン屋だ!」というザ・ギースが言いそうにない思い切った状況説明で笑わせ、「ギースをフリに使って期待を超えてきた」と高佐を感心させた。それでも浮かれることなく「そんなつもりはなく、オマージュしただけ」と最後までザ・ギースへの敬意を忘れなかった。
“第2のザ・ギース”となった本田兄妹ひでゆきは「強敵ぞろいだったのでまさか自分たちが……」と驚き。尾関が「今後第2のギースとして(自分たちが)病欠したら代わりに行ってほしい」とザ・ギースとしての仕事を託すと、「看板を汚さないように」と誓う。しかし高佐は「(第2のザ・ギースと)言わないほうがいいよ? 迷ってるのかって疑われるよ?」と忠告。周囲との温度差に「あれ? 俺がおかしいのかな?」と困惑していた。
この様子はStreaming+で第1部「第10回 新ネタ会議」と共に5月1日(土)までアーカイブ配信中。1部と2部のセット券は同日21時まで、各公演のチケットは22時までイープラスで販売されている。「新ネタ会議」にはザ・ギース、
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chiyama_seigetsu @sas35th_go_go
もちろんギース好きに加えて、まさか、ですよさんを再び観るとは!勇者あああ以来!小躍りした【ライブレポート】本田兄妹が第2のザ・ギースに決定「看板背負う」、高佐は困惑「俺がおかしいの?」(写真32枚) https://t.co/IDrjvTGg6F