昨日4月13日に発売された「ミキ、兄弟、東京」は、ミキが大阪から東京に活動の拠点を移した2019年以降の2年間を写真とインタビューで辿る初の公式ブック。昨年、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に行っていた「インスタ漫才ライブ」全33日間分の書き起こしや中川家との対談、両親とのオンライン対談の様子なども収められている。
イベントでは、ミキが本をめくりながら撮影やインタビューを受けていた頃を回想。昴生は「うれしい。素敵な本が出ました。オフィシャルブックって言うのが申し訳ないくらい僕らは何もしてない。寝そべってライターさんの話を聞いてただけ」と笑い、亜生も「しゃべってるみたいな感じで書かれてるし、ほんまにナチュラルな写真。笑顔も嘘じゃない!」と霜降り明星・粗品がたまに見せることがあるという“作り物の笑顔”と比較しながら自然体な姿をこの本に収めてもらったと喜ぶ。チャット欄に母親が登場し、親子の微笑ましいやり取りが視聴者を楽しませる場面もあった。
2人はこのボリューミーな1冊を「家宝」といい、「出したっていうより出してもらった。プレゼントだと思っています。愛をめちゃくちゃ感じた。幸せおすそ分け本」(昴生)、「ミキは愛されてるんだなっていう本。お墓に入れたい。これの墓石でもいい」(亜生)とそれぞれ書籍スタッフに感謝。さらに昴生は「真剣な気持ちとか、漫才への思いも入っている。これがミキだなって思ってもらえる内容。ネットニュースにいろいろ書かれることもありますけど、これを読んでもらえばわかる」とミキを凝縮したものになっているとアピールした。
これまでは「漫才以外の素の部分を見せるのは好きじゃなかった。冷めてしまうんじゃないかなと思っていて、漫才だけを見て評価してほしかった」と裏側や素顔を見せることに抵抗があったという昴生。「でも時代が変わりつつあって、テレビでも裏側を見せて笑ってくれる世の中になってきている。この本は裏を見せてもいいのかなっていう挑戦でもあるから、今のお笑いファンの人がこれを見てミキをどう思うかは気になるところ。さらけ出していて、恥ずかしい気持ちもあります」と明かす。亜生も「テレビではわー!とかやってるんですが、真面目に(インタビューに)答えていて。『ミキって真面目なんや』って思われるかもしれない(笑)」と照れくさい部分もあると告白した。
ミキにとって、タイトルにある「東京」は「仕事しに行くところ」。「自分の人生で東京に住むことがあるとは思ってなかった。自分たちを“芸能人”って思っていないから、劇場にいるときが一番落ち着きますね」と昴生は語るが、2人とも東京ライフを満喫することも忘れない。特に亜生は俳優と食事に行くことに強く憧れていることを隠すことなく口にし、美容師を家に呼んで髪をカットしていることを昴生にバラされると「『東京ってこうやん』って思うことをやっている。背伸びしてます、だいぶ」とはにかんだ。東京のシンボルである東京タワーを見て「ノスタルジックな気持ちになる」ことも。昴生は「見るたびに東京に住んで、東京で仕事してるんだなって思う」と今の状況をしみじみと噛み締めたかと思えば、「以前密着があったときに東京タワーで漫才のことを語ったんですけど、全部ばっさりカットされたことも思い出しますね」と肩すかしを食らわされたエピソードも付け加えた。
イベントの様子はシブツタchannelでアーカイブ配信中。
※動画は現在非公開です。
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りく @kurikuri1230
【イベントレポート】愛を感じるミキのオフィシャルブック「笑顔も嘘じゃない!」裏側見せる挑戦(写真26枚) https://t.co/JfieiNBv7h