本日11月11日、東京・ヨシモト∞ホールにて大喜利王決定戦「ダイナマイト関西2010 fourth」開催の記者会見が行われ、
今年2010年を締めくくるこの大会に向けて、
やがて1人ずつ出場者が登場して挨拶。今年8月の「D関2010 second」チャンピオン・大吉は「しずる以外には勝てる気がしない」と早くもバトルモードに突入し、ケンコバは第一声から「気に食わないねぇ。これがバッファロー吾郎のやり方か! 俺は客席の女のパンツを見に来たのに、なぜ1列目がマスコミなんだ!」とマイクを投げつけ「ギャラいらねーからパイオツ揉ませろ!」とヒールキャラを全開にしていた。
西田は「M-1で忙しいのでそれほど力を注げない」と後ろ向きの発言を繰り出すものの「結果が悪いとM-1に響きそうなのでがんばります」と気合十分。山里は、客席から自分に向けられたまばらな拍手を気にしつつも「最近もっぱら声の仕事が多く、そろそろ顔を出しながら『あの人面白い!』と思われたい。これを機に大物をバクッといっちゃいたい。まずは同期で今いちばん勢いのある隣の死神みたいのを食っちゃいたい」と又吉に敵意をむき出しにしていた。その又吉は「大喜利は字を書くが、僕は小学生みたいに字が汚い。思春期に悩みごとをノートに書いても、あまりに字が汚いので一回素に戻ってしまっていた。『めっちゃ字汚いやん』と思われないように答えられたらと思う。マジックのインクが僕のだけ薄かったりすることのないようにしてもらいたい」と最後までいろいろなことを気にしていた。
池田は「これまでカッコいいとかカワイイとか、そういうことばかり言われてきた。アイドルみたいな扱いだった」と言い放ち、山里や西田を一瞬ピクッと反応させたが、続けて「僕は芸人。面白いと言われたい」と意気込みをストレートに披露。村上は「前回大会に出場した池田が調子に乗って帰ってきて、しずるのパワーバランスを変えた。僕も大会をひっかき回して(「ダイナマイト関西」を)“ハイビスカス感動”にしたい」と独特な言葉で意気込みを伝え、ほかの芸人を困惑させていた。
会場では、この日会見に来られなかった「D関2010 first」チャンピオン・
「戦いたい or 戦いたくない対戦相手」について聞かれると、「ケンコバとだけ当たりたくない。答えを聞いて笑ってしまう」(大吉)、「大吉さんとやりたい。九州の女は土下座すりゃなんとかなると大吉さんが言っていたので昨日小倉出身の女に実行したが、腹を殴られた。その恨みを晴らしたい」(ケンコバ)、「去年コバヤシさんとやって負けたので、もう二度とやりたくない」(西田)、「若林くんと決着をつけたい。やりたくないのはレイザーラモンRG。地獄のような戦いをしたことがあるので、ちゃんとした方と戦いたい」(山里)、「しずるに負けるとメシをおごらなきゃいけないからやりたくない。できるだけ先輩の胸を借りたい」(又吉)、「スリムクラブ真栄田さんに勝つと、自動的に若林さんよりも面白いということになる……え、ならない? だったら誰でもいいです」(池田)、「しずるには『村上が優位』というパブリックイメージがある。なので池田と対戦してぶっつぶす! 池田に負けたら芸人やめます。簡単に言うと、緊張してます」(村上)と、ライバルについて思い思いに語っていた。
質疑応答のコーナーでは、記者のほかファンからの質問も募集。「今、芸人のみなさんが着ているTシャツを販売する予定はありますか?」と問われると、木村は「今日イチの質問じゃないですか!」と満面の笑みを浮かべ、「ストラップ、クリアファイル、タオル、スケッチブックも販売します! 僕の小説も販売しますし、サイン会も開きます!」と途端に饒舌になった。
「ダイナマイト関西2010 fourth」は12月14日、東京・中野サンプラザにて開催。今回の会見に出席した芸人やオードリー若林のほか、「D関2010 third」優勝の上田誠(ヨーロッパ企画)、女優の伊藤修子、スリムクラブ真栄田、オードリー春日の出場が既に決定している。チケットは、チケットぴあ(Pコード:408-227)、ローソンチケット(Lコード:33219)にて11月13日より一般発売開始。D関ファンは2010年のラストを飾る大会をぜひお楽しみに。
なお、11月17日には、鬼ヶ島、少年少女、ニブンノゴ! らが出場する「D関無双」が東京・品川よしもとプリンスシアターで開催される。詳しくはオフィシャルサイト参照のこと。
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