ナイツ真打ち披露、Wコロンら登場「漫才大会」開催

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11月26日、東京・浅草公会堂にて開催される「第41回漫才大会」で、ナイツの真打ち披露が行なわれる。これに伴い本日11月2日、同会場にて記者会見が行われ、ナイツ、漫才協会会長・青空球児、おぼん・こぼんらが出席した。

「第41回漫才大会」で真打ち披露を行うナイツ。

「第41回漫才大会」で真打ち披露を行うナイツ。

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「漫才大会」は漫才協会が毎年11月に開催している一大ライブ。会見の冒頭で球児は「今年は東京の若い漫才師が育ってきた。目玉はナイツの真打ち披露、そして『漫才殿堂入り』発表の2つです」と力強く挨拶した。今回で3回目となる「漫才殿堂」には、戦後活躍した晴乃チック・タックと「地下鉄漫才」の春日三球・照代が選ばれており、このライブにも存命のタック(高松しげお)と春日三球が登場する。

漫才協会22代目の真打ちに推挙されたナイツ。漫才協会の理事を務める塙は「小説大賞で賞金を辞退した水嶋ヒロさんにあやかって、今回、真打ちを辞退させて頂きます」とボケながらも「まだ実感が沸きません。今後もみなさまから応援してもらいたい」と真摯に締めくくった。

土屋も「真打ちになって、これで一生安泰だな……と思いたいところですが、なおいっそう精進したい」と謙虚な姿勢。ナイツは今年2010年が「M-1グランプリ」挑戦のラストイヤーということもあり、「お祝いとしてぜひ優勝したい」と誓っていた。

「真打ち」は漫才協会独自のシステムで決定。漫才協会副会長のおぼんは「協会に所属して最低10年経過していること」とその条件を挙げており、まだ10年が経過していないナイツは異例の抜擢となる。あいまいな制度について会見が盛り上がる中、塙は「真打ちの基準がよくわかりません。おぼん・こぼんさんも真打ちじゃないですからね」と指摘し、土屋も「基準ゼロですね」とさりげなくツッコミを入れていた。

「第41会漫才大会」には、ナイツの真打ち披露のほか、「漫才殿堂入り」の発表、内海桂子・あした順子の大ベテランによるコラボ漫才、Wコロン、ホンキートンク、宮田陽・昇ロケット団の「プリンス4」、おぼん・こぼん、昭和のいる・こいる青空球児・好児の「BIG3」まで、さまざまなネタや企画が用意されている。チケットは現在販売中。彼らのファンはぜひ浅草で東京漫才に浸ろう。詳しくは漫才協会オフィシャルサイトでご確認を。

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