昨日7月2日、「テレ東無観客フェス2020」の公演「いきなり『冠』ツクル!~一緒に“番組”作ってみませんか?~」が生配信され、その中で
「いきなり『冠』ツクル!」のうちの1公演として企画された「マヂカルラブリーの君に捧げるTV」では、チケットを購入した視聴者と共にマヂラブの冠番組を制作。事前にオンラインで視聴者との会議を行い、「もし野田クリスタルの彼女だったら」という設定で“胸キュン妄想ドラマ”のシチュエーションやセリフを練った。それを野田が台本に落とし込み、この日に収録。その制作過程から撮影の裏側まで、すべて公開して番組作りを体験してもらおうという試みだ。
お笑いが大好きなテレビ東京のディレクター城谷美里氏が発案した企画で、今作が彼女の初演出。配信がスタートすると、野田は「今日は一段と公開したくない。すごい嫌だよ。真剣に取り組むからクスクス笑わないで」と胸キュンドラマ撮影を前にナーバスな心境の様子で、城谷氏を「一番の元凶。すべての原因」と呼び、「なんてことしてくれたんだ」と文句を垂れる。事前の会議の結果、「幼なじみ」「落ち着いた雰囲気のカップル」という設定と、「お前、俺の筋肉に興味なさすぎ」「抱っこしてやるよ、こっちこい」「絶対大丈夫だよ」「ああ疲れちゃった」といったセリフを盛り込むことが決定。ドラマ脚本の執筆に初挑戦したという野田は、照れつつも「途中からペンが走っちゃって」と期待させる。
一同は、急遽出演が決まった村上が着替えている間に場当たりを済ませていざ本番へ。彼女目線で撮影するカメラには、いつもとは違う野田の優しい表情と甘いセリフが収められていく。しばらくすると、彼女に話しかけている野田の背後に何やら怪しい集団が映り込む。包帯と鎖で巻かれた村上がうめき声を上げながら野田を連れ去り、「俺のほうが大好きぃぃぃぃ……!」と絶叫。野田を魔法陣まで追い込んだところで、怪しい集団と共に「きーみーに捧げるー……」「ティービィィィィ……!」とおどろおどろしくタイトルコールすると、城谷氏の「はい、OKです!」という明るい声が響いた。
「どこがOKなんだよ!」と解せない村上に対し、城谷氏は「キュンキュンしました」と笑顔で応答。野田も張り巡らせていた伏線を見事に回収できたと満足そうで、「考察サイトも必ずできあがる。これに関してはエゴサもしない。反省しないです」と自信たっぷり。Twitter上を「#冠ツクルマヂカルラブリー」で検索し、「返金しろ」というツイートを見つけると野田は「しませーん! お前が金払えー追加で金払えー」とふざけたポーズで応戦する。一方で、この企画の直前に配信されていたキンボシとロンドンブーツ1号2号・田村淳のしっかりとした番組作りと比較して「俺ら、“趣旨ズレ”だなあっていうのはちょっと思った」と冷静になる瞬間も。それでも野田は「会議の段階からたくさんのお客さまが集まってくれて、お金を払って見てくれて……」と感謝してみせつつ、「ざまあ~!」と視聴者を挑発して配信を終えた。なお、この4分ほどのドラマが今後テレビでオンエアされるかは未定。
「テレ東無観客フェス2020」は「試すテレ東祭」プロジェクトの一環としてテレビ東京が6月27日から9日間、東京・MixaliveTOKYO(ミクサライブ東京)から無観客で有料配信しているイベント。「いきなり『冠』ツクル!」は4部構成で、「マヂカルラブリーの君に捧げるTV」のほか「もしも、原宿発アイドルユニット『神宿』の初となる冠番組が誕生したら?」「田村淳プロデュース キンボシの最低限、弁護してくださいTV」「テレ東×さらば青春の光×インテリ美女」が展開された。
テレ東無観客フェス2020(終了分は割愛)
池袋 生 闇鍋
日時:2020年7月3日(金)19:30~
<出演者>
ホスト:上出遼平
ゲスト:汪楠
ペヤンヌマキ(ブス会*)作・演出「女のみち特別編~アンダーコロナの女たち~」
日時:2020年7月4日(土)20:00~
<出演者>
内田慈 / もたい陽子 / 高野ゆらこ / 尾倉ケント
佐久間宜行スペシャル企画「クズか、宝か? ~見えない企画を試してみる会~」
日時:2020年7月5日(日)20:00~
<出演者>
アンガールズ田中 / ハライチ岩井 / 麒麟・川島
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『360°野田クリスタル』
クリジムでいぬ太田さんに指導、楽屋でZAZYさんとR-1談義。
YouTubeは、360 度全方位動画なので、はむはむ目線でのつり革ネタの臨場感も味わえます。