「有吉の壁」がギャラクシー賞を受賞、決め手は“お笑い”だけにこだわり続ける姿勢

「ギャラクシー賞」テレビ部門の2020年5月度月間賞に「有吉の壁 GWの壁を越えろ！2時間SP」（日本テレビ系）が選ばれた。

今年4月よりレギュラー放送されている「有吉の壁」は、MCの有吉弘行と佐藤栞里を笑わせるべく、芸人たちがさまざまな試練（＝壁）を面白いボケで打ち破るバラエティ。先月5月6日にオンエアされた2時間スペシャルは、架空の映画賞の授賞式会場で芸人たちが役者になりきる「スピーチの壁を越えろ！日本カベデミー賞選手権」が展開され、シソンヌ、パンサー、ハナコ、四千頭身、アルコ＆ピース、かが屋、ぺこぱ、とにかく明るい安村、友近らが参加した。

放送批評懇談会は同番組を「純粋なお笑い番組を成立させることが難しくなっている昨今のテレビの状況の中で、ゴールデンタイムのレギュラー番組として『お笑い』だけにこだわった放送を続けている。司会の有吉弘行による芸人愛あふれるムチャ振りに対し、苦しみながらも楽しそうにお笑い脳をフル回転させている芸人たちの姿は多幸感に満ちている」と評している。