「こんてにゅうや」は、舞台のプロット、キャストによるゲームプレイ動画、稽古中の裏話といったコンテンツを作品のオフィシャルサイトで配信していく企画。東京公演の最終日だった4月19日(日)には、スペシャル番組「まことの挑戦状」が西野の自宅から配信され、キャスト陣がさまざまな通信手段を駆使して上田からのミッションに挑戦する。
上田誠(ヨーロッパ企画) コメント
「たけしの挑戦状 ビヨンド」を楽しみにしていてくださったお客様、新型コロナウイルスがどうもすいません。挑戦は一旦やめにします。そして、風向きがきたら必ずや、同じキャスト・同じスタッフで再挑戦したい、と願っています。そのために、「たけしの挑戦状」にならって、「こんてにゅうや」というコンテンツ集を設置することにしました。
そもそも「こんてにゅうや」の説明から入らねばですが。昔のゲームには「パスワード」というものがありまして、まだセーブデータがままならなかった時代、プレイヤーはゲームの途中で「パスワード」というひらがなの羅列を書記したものでした。「こまよこもよたそ…」とかこんなのです。これをゲーム再開時に入力すると、また途中から始められます。そして「たけしの挑戦状」において、タイトル画面のすぐ隣にある、この「こまよこもよたそ…」を入力するお店が「こんてにゅうや」なんです。
我々も稽古場でゲームをプレイし、そしてさんざんパスワードをとりました。ゲームオーバーになったときや、一日たってまたゲームを始めるとき。西野さんをはじめ、多くの役者がこんてにゅうやで、この「こまよこもよたそ…」を入力しました。攻略がむずかしいハンググライダーの手前のパスワードなんて、西野さんが指で覚えたほどです。
そして稽古が止まってしまったいま、僕たちは稽古場のパスワードをとるべきだ、と考えました。稽古場のレポートや、途中まで作ったもの、思い出話、お見せしそびれていたお楽しみコンテンツ、などを、随時公開してゆこうと思います。不完全なコンテンツが多くはなってしまいますが、皆様のお目に少しでも触れることが、げーむをさいかいすることへの導きになる、と、勝手ながら思っています。こんてにゅうやは皆さんです。
最終日には、畏れ多くも「まことの挑戦状」と題して、西野座長とキャストのみなさんに、生配信でぼくから挑戦状を出します。セリフは覚えているか。ゲームの腕はなまってないか。あのメロディがいまも耳に鳴っているか。東京公演の千秋楽が終わるはずだった夜に、配信スタートです。どうぞよろしくおねがいします。
劇場でお届けするはずだった公演グッズも、せっかくなので、いや本音をいうと勿体ないしお力添えいただきたいので、販売します。みていない公演の公演グッズを買うというのも一興だな、と思ってくださる方は、ぜひ心のパスワードにどうぞ。
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「「たけしの挑戦状 ビヨンド」を楽しみにしていてくださったお客様、新型コロナウイルスがどうもすいません。挑戦は一旦やめにします。」
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