映画「
実在する企業・前田建設工業のWebコンテンツを原作とするこの作品は「マジンガーZ」の格納庫を実際に作るとしたらどうなるかを検証するサラリーマンたちの奮闘を描く物語。熱血な上司アサガワ役の小木のほか、主演の高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、六角精児が出演する。ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手がけ、英勉が監督を務めた。
壇上で撮影時のエピソードなどを披露し、高杉や英勉監督とのトークを盛り上げていく小木。「明るい雰囲気を作ってくれたのは全部このおバカタレント」とジョークを交えながら上地に感謝したあと、岸井に関しても「ゆきのちゃんはずっと寝てましたね~」と明かすと、岸井からは「小木さん、撮影が終わる前の時間に整体とか焼肉の予約を入れちゃうんですよ」との裏話が。この件について小木は、ほかのキャストや監督からも続々と責め立てられ、「ケツがあったほうががんばれるでしょ! みんなのためを思って、僕は焼肉やマッサージの予約を入れてるんですよ」と反論した。
撮影時の小木については「セリフを噛んだら普通はカットがかかる。小木さんはちょっと戻ってやり直す」(本多)、「セリフを言い終わったあとに『よし』とか言う」(上地)といった証言が絶えない。撮影にあとから合流したという六角が「みんな監督の言うことを全然聞いてなくて、それを見て『この映画はダメだな』と思った。本番に入ったら(小木が)噛みまくって、ほかのみんなも笑いまくっていて。それでまたダメだなと思ったけど、でも映画を観たらすごく面白かった」と話した場面では、小木が「不思議ですよね。観たら面白かった。すごい編集ー!」と同意して会場の爆笑をさらった。
今年2020年にチャレンジしたいことを聞かれると、小木は「この映画で自分に対して『俺ってこんなに“画力(えぢから)”があるんだ』って思って。自分では気付かなかった。次は『ジョーカー』とか、ああいうのに出たい。行けるんじゃねえかって。次作のジョーカーを目指したい」と意気込む。今月1月31日(金)に新宿バルト9ほかにて全国公開される「前田建設ファンタジー営業部」で、小木の“画力”を堪能してみては。
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