これは、一緒に暮らす2匹の猫・風神(風ちゃん)、雷神(雷ちゃん)の様子を頻繁にSNSで紹介し、話題となっている池崎の初の著書。猫の保護団体・NPO法人「猫の森」で出会った風ちゃん、雷ちゃんとの楽しげな日々をたくさんの写真と共に収めた。あとがきとして、池崎から2匹へ感謝を伝えるメッセージも掲載している。
子供の頃からの夢であった猫との生活をスタートさせるため、池崎はまずペット可物件に引っ越し、万全の態勢を整えた。そして紹介してもらった猫の森でビビッときた2匹の子猫を引き取り、その猫との生活に問題がないか確認するトライアル期間を経て正式な彼らの里親に。猫への愛情があふれ出ている同書について、池崎は「普段のサンシャイン池崎とは違った一面すぎるのでちょっと照れくさいですね」とはにかむ。自身が幸せそうな表情で2匹を抱きしめている表紙を改めて眺めると、「僕だけですね、楽しそうなの。風ちゃん雷ちゃんは『まだ撮るのかよ』みたいな顔してる」と苦笑い。「いつもは甘えてくるんですけどね(笑)。特に雷ちゃんのほうが“かまってちゃん”で、脚を出したりしていると甘噛みしてきます。でも、そういうのもかわいいんですけどね」と補足した。
本書には、あまり馴染みのない保護猫についての情報や、池崎が通っている保護猫のボランティア活動についても記載されている。まだまだペットショップのほうが主流だが、池崎は「保護猫の活動や譲渡会のことなども学べるようになっているので、ショップ以外でどうやって猫を譲ってもらえるのか知ってほしい」とこの本に込めた思いを語った。ふりがなを振ったり、なるべく砕けた表現を心がけたりと、子供に読みやすい工夫も。「風ちゃん雷ちゃんで癒やされたり、猫って面白いなと思ってもらいたいです。そして『池崎は家では静か』っていう部分も知ってもらえればと思います(笑)」と述べており、猫と池崎の“生態”を知ることのできる1冊だと言えそうだ。
風ちゃん雷ちゃんを迎えてから、ガラクタを飲み込まないよう部屋をこまめに掃除したり、外出していても早く帰るよう心がけたりと、生活に変化が訪れた。「37歳なので『独身で寂しいー!』とか思うときもありましたけど、風ちゃん雷ちゃんのおかげで孤独感は薄れました。帰ってくると『ただいまー』とかも言っちゃいますね(笑)」と猫たちは家族そのもの。「朝起きたら風ちゃんと雷ちゃんが僕のベッドで一緒に寝ていることがあって。リラックスしてくれてるっていうのがうれしいです。できるだけいい環境にしてあげたいですし、2匹のためにがんばろうっていう気持ちになります」と述べるように、彼らの存在が池崎の活力になっている。
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九内俊彦/編集者 @Qunai
先日の取材9連チャンの、一発目の記事出ました!
「ただいま」って言っちゃう、サンシャイン池崎の猫愛あふれる1冊「照れくさい」(コメントあり) - お笑いナタリー https://t.co/IqMdk0OTCN