ヘヴィメタルと編み物をポピュラーなホビーとして楽しむ国・フィンランドで誕生した「ヘヴィメタル編み物世界選手権」。ニッター(=編み手)がヘヴィメタル音楽を流しながら得意の編み技を披露し、そのパフォーマンスを競うもので、今年が初開催となる。
予選は課題曲に合わせて演技した1分の動画で選考が行われる。金子は動画を撮影するために
ファイナリストは金子のチームを含めて15組。全世界から何組がエントリーしたかは確認できていないが、自室や公園のような場所で自撮りしている参加者に比べると、メンバーを集め、費用をかけてスタジオを借り、撮影、編集を行った彼らの動画のクオリティが高いことは明らか。ユニークな演出で楽しませる作品も多いとはいえ、優勝候補と言っても過言ではなさそうだ。
出場のきっかけは、「うしろシティ 星のギガボディ」と同じくTBSラジオで放送されている「
金子は「ラジオの企画を成り立たせればいいやと思っていたら、あれよあれよと……。さすがに決勝にはいかないだろうし『ラジオの企画として何週かまたいで楽しかったね』で終わると思っていたので、『この先はちょっと違うぞ』と。当初の思惑とは異なってきましたね」と本音。メンバーもまさか自腹を切ることになるとは思っておらず、平岡は「決勝進出を知ってから交通費が出ないことがわかるまで3秒くらいだった。もう少し喜んでいたかった」と感情が急降下したことを告白する。
だが、金子は前向きだ。「行けない奴はいないか」と不参加を希望するメンバーを募ったりもしたが、大枚を叩くからには「もう勝つしかない」と気合いが入った。平岡も「現地の言葉もわからないので、自分たちのメタルをやってくるだけ」と名言めいた発言で自らを鼓舞。彼らは優勝賞金もおそらく出ないだろうと冷静に見積もっており、ヒコロヒーは「我々にとって令和最初の賞レース。今までファイナリストにもなったことがないのでここで獲りたい」と栄誉のために挑むと力を込めた。
一方で、やはり第1回大会ならではの不安も。当日のスケジュールは18時にスタートし、18時半には全組のパフォーマンスが終了する予定。その後2時間ほど設けられているカラオケ大会を挟んで優勝者が発表されるという。金子は「その感じって、町のお祭り。怖い」と不安げ。また1分の持ち時間内に編み物を完成させなければいけないというルールもなく、「ヘヴィメタファンからも編み物ファンからも怒られそう。そういう意味でも震えてます」と吐露した。
優勝せずともさまざまな収穫を期待できそうな彼らのフィンランド滞在。ラジオなどでの報告を楽しみにしておこう。
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- うしろシティ星のギガボディ|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~
- Heavy Metal Knitting | World Championships | July 11th 2019 | Joensuu
- うしろシティ金子学 (@usirocitykaneko) | Twitter
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新海岳人 @taketoshinkai
こないだの収録でも「泊めてくれるフィンランドの知り合いはいないか」と聞き回っていた金子学。
うしろ金子「ヘヴィメタ編み物選手権」自腹で決勝フィンランドへ!もう勝つしかない(コメントあり) - お笑いナタリー https://t.co/higCmjITSp