ロッシー、河本らが長編コラボ映画に怒り心頭
2010年6月7日 16:08 1
本日6月7日、東京・ヨシモト∞ホールにて「YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタ」の概要発表記者会見が行われ、
「YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタ」は、第2回沖縄国際映画祭にて上映された長編映画を順次全国の劇場で公開していく企画。今回上映されるのは、在京民放テレビ局のバラエティ制作班と吉本興業がタッグを組んだ5作品と、沖縄県北谷町と吉本興業が共同制作した「ニライの丘」の合計6作品。今回の会見には、それぞれの作品に出演した芸人や俳優、普段はテレビ局で主にバラエティ番組を制作している監督ら、合計11名が顔を揃えた。
合計6作品の予告編がスクリーンで上映された後、会見はスタート。「無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID」(TBSテレビ/吉本興業)で主演を務めたロッシーは、同席した合田隆信監督(TBSプロデューサー)に対して「僕は1個も演じていない! 何も知らずに撮られてました!」とちょっぴり怒り気味。この映画の撮影は、ロッシーが全編ドッキリに引っ掛けられたまま行われたもので、仕掛け人・千原ジュニアの言動を真に受けたロッシーの見事なダマされぶりによって、無事に作品が完成した。
「クロサワ映画」(吉本興業/フジテレビジョン)で主演を務めた森三中黒沢は、共演した椿鬼奴とともに登場。この映画が第2回沖縄国際映画祭で「"Laugh部門"海人賞グランプリ」「審査員特別賞 ゴールデンシーサー賞」を受賞したことについて、黒沢は「まさかのまさか。映画祭のときはロッシーが受賞の瞬間を写メで撮ってくれました」と感謝の気持ちを述べた。劇中のキスシーンについて黒沢は「男性とふれあう機会もないのでいい経験になった」と話し、オアシズの2人も出演していることから「この映画は女芸人版『セックス・アンド・ザ・シティ』です」と誇らしげに語った。
「宇宙で1番ワガママな星」(テレビ朝日/吉本興業)に出演したココリコ田中は「タイトなスケジュールだったがチームワークを感じた」と撮影を回想。現場の様子については「朝までの撮影で、朝4時や5時あたりにはみんな疲れきってしまい、『お互い好きな数字を言い合う』ゲームをしました。数字の『14』でみんなが大爆笑するテンションでした」と秘話を披露した。
「お墓に泊まろう!」(テレビ東京/吉本興業)からは、次課長河本が出席。主演のはんにゃ金田や伊藤隆行監督(テレビ東京プロデューサー)が不在の中、単独で会見に臨んだことについて「監督はバラエティ番組のロケを理由に来てくれない! 私が全部背負わされてる!」とグチ全開で、会場の笑いを誘った。しかし、伊藤監督をモデルにした役を自身が務めたことについては「モデルがすぐ横にいたから演技がやりやすかった」と納得の表情を見せていた。
そのほか会見には、「明日やること ゴミ出し 愛想笑い 恋愛。」(日本テレビ放送網/吉本興業)主演の女優・谷村美月や、「ニライの丘~A Song of Gondola~」に出演した沖縄在住のタレント・津波信一も出席。会見のラストには黒沢が「クロサワ映画」について「女芸人の希望や絶望、傷を舐めあう姿が描かれた映画です。観た人には『芸人といえども幸せになれるんだな』と感じてもらって、自分も幸せになって欲しい」とメッセージを送った。
「YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタ」では、すべての上映でキャストによる舞台挨拶、もしくは芸人によるトークショーが行われる。興味のある人は、映画はもちろん舞台挨拶やトークを楽しみに劇場に足を運んでみよう。「ニライの丘」は7月24日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホール大阪でロードショー開始。ほかの5作品は8月1日より上記ヨシモト∞ホールなどでロードショー、10月9日より新宿バルト9ほか全国の劇場で順次公開される。
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