森三中大島、結婚の秘訣は「ぶつかり稽古」

本日5月22日、銀座・教文館書店にて「ブスの瞳に恋してる3 鈴木おさむ＆大島美幸夫妻『愛のおすそわけ握手会』」が開催された。

「ブス恋」は放送作家の鈴木おさむが妻である森三中・大島と過ごす日々のエピソードを綴ったエッセイ集。今回発売された最新刊には、結婚生活5年目から8年目の4年間の出来事が書かれている。

会見には大島が、表紙と同じきらびやかなクレオパトラの衣装で登場。何年か前に2人で旅行したエジプトでインスピレーションを受けたそうで、鈴木は大島を見て「美しい」と言いながらも「そんなに食べ物もない時代だと思うので、こんなに肥えてないはず」と率直な感想を述べた。

「結婚に大切なことは？」と聞かれると、「思ったことを口に出してぶつかり合うこと」と鈴木。大島も「ぶつかり稽古です」の合いの手を入れた。さらに大島が「旦那が帰ってくるまではベッドで寝ないんです」とポリシーを明かすと、「帰って彼女を起こすことで1分でも会話が生まれる。それから80キロを超える巨体をベッドまで運ぶという夜の営み（笑）。これがでかいんです」と夫婦円満の秘訣を明かした。

女芸人の幸せなニュースが続く中、森三中黒沢の話題になると、2人は口をそろえて「あれはダメだ」とダメ出しのオンパレード。「おさむさんは大島を贔屓しすぎだ」「おさむさんは大島と結婚したんじゃない。森三中と結婚したんだ」「女芸人は（男と別れたら）私のところにみんな帰ってくればいい」と常々暴言を吐いている様子を残念そうに語った。

6月末から7月にかけて自身が作・演出を務める舞台「愛Pod 才能は努力では手に入らないのですか？」が東京・大阪で上演されるなど、多忙を極める鈴木。「最近結婚に興味のない女性が多いので、これを読んで結婚も捨てたもんじゃないと思ってもらいたい」と最後に結婚の素晴らしさを改めて訴えた。

2009年には理想のカップルを選ぶ「パートナー・オブ・ザ・イヤー2009」を受賞した2人。悲しい出来事も笑いとばしてしまう彼らの楽しい夫婦生活をこの本で垣間見てみては。