吉住「私は楽しかった」第2回単独ライブ、決して明るくはないネタで魅了

吉住の単独ライブ「吉住第二回単独公演『いっそ、飛び立ってしまえ』」が昨日2月21日と本日2月22日、東京・しもきた空間リバティにて開催された。この記事では21日公演の様子を伝える。

昨年2018年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で決勝進出を果たし、注目を集め続ける吉住。このたび行われたのは昨年7月の「隣の町のヤギが鳴いた」に続く単独ライブで、タイトルの「いっそ、飛び立ってしまえ」をセリフに組み込んだネタをはじめ、7本のコントを披露した。一筋縄ではいかないストーリーの中を生きる吉住のセリフ回しや哀愁ある表情が、満席の会場に大きな笑いとなんとも言えない感覚をもたらす。幕間もドキュメンタリー風の「吉住の休日」、とある題材を用いた朗読、異業種の人物なりきりなど趣向を凝らしたVTRの数々で客席を魅了した。

エンディングで吉住は「前回は明るいネタを作れなかったので、明るいネタを作ろうとして芸人の先輩に相談したら『無理じゃないか』と言われた」と話して笑いを誘う。さまざまな芸人仲間の協力を得て作り上げたこのライブについて、最終的には「私は楽しかった」と満足感を口にした。来月3月15日（金）には、吉住、岡野陽一、ザ・マミィのスリーマンライブ「東京桜」が東京・新宿バティオスにて行われる。