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新体制の吉本新喜劇が会見、リーダー吉田裕「汗まみれになって笑いを届ける」

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会見に出席した(後列左から)すっちー、川畑泰史、小籔千豊、酒井藍。(前列左から)諸見里大介、清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫。

会見に出席した(後列左から)すっちー、川畑泰史、小籔千豊、酒井藍。(前列左から)諸見里大介、清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫。

発足60周年の節目となる今年3月、4座長・4リーダーによる新体制となることを発表した吉本新喜劇。新体制を率いる現座長の小籔千豊川畑泰史すっちー酒井藍と、リーダーに就任する清水けんじ吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介の8名が昨日2月4日、大阪・吉本興業にて会見に臨んだ。

座長歴のもっとも長い小籔が「諸先輩のがんばりとスタッフの皆さん、そして大阪を中心としたファンの方々に支えられ、60周年を迎えることができました。気持ち新たに、素敵な70周年を迎えられるためにがんばっていくと表明するため、60周年を大々的にやらせていただきます」と挨拶したのに続いて、川畑は「60周年の全国ツアーやほかの地方公演もたくさんあり、常にどこかで新喜劇が上演している中での60周年。こんなときこそ一致団結して突き進んでいきたい」と宣言。すっちーは「改めて吉本新喜劇の歴史の深さ、重みを感じています」と感慨深げに語ったかと思えば、「新喜劇座員の青野敏行さんという方はちょこちょこ商売をするんですが、秒速で店を潰す男として有名(笑)。長く続けることは大変なことなんだなと感じています」と冗談を交えてコメントし、酒井は「吉本新喜劇を支えてくださる皆さまに感謝の気持ちとこれからのご挨拶を込めて、一生懸命盛り上げていきたいと思います」と笑顔を見せた。

「ベテランと若手のバランスがよく、中堅が脂乗ってるという形がいいと思うんです。この(リーダー)4人のほうがわーわー言ってもらえるのが一番の願い。周年関係なく、世代交代は常にしておかないといけないと思います」という小籔。「劇場のお客さんを笑かすだけではなく、テレビ番組として新たなお客さんを増やすこと。もちろん、ほかのバラエティ番組や劇団もライバルとして意識して作っていかないといけない」とリーダーの4名に「台本を作る能力」を期待すると、清水が「街で『お昼ごはん食べながら見てるよ』と声をかけていただけるんですが、“ながら”ではなく見入ってしまうような新喜劇を作りたい」、吉田が「45分間の中で舞台を端から端まで走り回る、暴れまくる、汗まみれになって笑いを届けるような新喜劇を」、信濃が「お話を考えるのが好きな一面もありますので、どなたも考えてこなかったような独特のセンスを発揮していきたい」と意気込む。沖縄出身の諸見里は「関西で生まれた吉本新喜劇ですが、僕は沖縄出身。関西以外の地域出身の僕でも活躍できるということを見せて、全国各地、世界各地から新喜劇座員を目指して来られる方もいると思うので盛り上げたいです」と力を込めた。

また吉本新喜劇は60周年を記念し、今年3月から来年2020年3月までさまざまな企画を展開する。3月1日(金)には座員が総出演する「吉本新喜劇60周年開幕イベント~60周年だよ!吉本新喜劇~!」を開催。その日の様子はMBSにて3月2日(土)に放送される。そして3月28日(木)にスタートする「吉本新喜劇ワールドツアー」は小籔・川畑班、川畑・すっちー班、すっちー・酒井班の3チームで47都道府県すべてを訪れるほか、海外公演も予定。現時点で中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイの5カ国での公演が決まっている。

なお現ベテラン座長の内場勝則辻本茂雄は2月から3月にかけて開催される大阪・なんばグランド花月公演をもって座長を退き、座員として新喜劇を支える。

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