もう中裁判キャラ偽装疑惑、2審も有罪判決
2009年12月24日 19:45
1 お笑いナタリー編集部
本日12月24日品川・よしもとプリンスシアターにて行われた「もう中裁判」にて、もう中学生が有罪判決を言い渡された。
“天然キャラはウソ”、“いじめっこを穴に埋めた”などの罪に問われたもう中学生被告。2008年12月30日にルミネtheよしもとにてその初公判が行われ、死刑を言い渡されていた。今回は、熊谷弁護士の上告により、第2審が開廷された。
裁判は冒頭から、金成検察官と熊谷弁護士が白熱の論争。熊谷弁護士の主張に対し、「何を言ってるのかわからない。発声練習でもしたらどうだ」と金成検察官が言うと、熊谷弁護士は「かりんとう みりんで煮込んだら 食えたもんじゃない」と滑舌を確かめ一旦落ち着きを取り戻した。
最初に証人として登場したのは、もう中と同期のLLR福田。最初から疑いを持っていたという福田は、これまでの会話やほかの同期から聞いた話を巧みに披露し被告を追い詰めた。熊谷弁護士は調子が乗らないのか、福田の話に聞き入ってしまい、異議を唱えるのを忘れる場面も。福田はさらにもう中が改名を考えていることを暴露。改名を考えたことに関しては事実とし、その1案が本名を使った「FM丸田」であることを明かした。
2人目の証人は、ロシアンモンキー川口と永井佑一郎。バスツアーに行った際の失敗を取り上げ、被告側はほとんど反論できず。3人目の証人として出てきた平成ノブシコブシ吉村は、「もう中学生裁判資料 乙案」と書かれた分厚い資料を持参。次々と話を繰り出すがそのほとんどに証拠がなく、どちらも一歩も譲らない攻防を繰り広げた。
弁護側からは証人としてもう中がかわいがっている後輩のぬるま湯が登場。「普段とても優しいお兄さん」と証言をするも、「打ち上げのサイゼリヤで……」「打ち上げの楽屋で……」と、もう中が打ち上げにお金をかけないことに目を付けられ、裁判員・ポテト少年団菊地、佐久間一行、LLR伊藤の心証回復には至らなかった。
検察側が最後に用意した証人は、Bコースハブとガリットチュウ福島。なんと福島はデッカチャンの遺影を手にして登場し、法廷も会場もどよめいた。デッカチャンは2008年、「気付いちゃったマーチ」などのネタで幅広い層から人気を獲得し営業本数も多かったが、2009年は子ども人気をもう中に奪われ営業本数が0本に。恨み節のハブと福島はその後、もう中の携帯や財布を本人に無断で法廷に持ち込み中身を次から次へとさらしていった。中にはハブの裏工作もあったとみえ、熊谷弁護士が「でっちあげだ」と大声で反論すると法廷は一時大荒れに。慌てたもう中は思わずオナラをしてしまい、林裁判長の一喝によりそのまま議論は終了した。
判決では裁判員全員が有罪判決、林裁判長からは1審同様「死刑」の宣告。判決を聞いた熊谷弁護士はまたも即刻上告を叫んだが、デッカチャンを失った悲しみからハブがもう中に詰め寄り閉廷後の法廷は大荒れで幕を閉じた。
お笑いナタリー @owarai_natalie
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