「M-1グランプリ2009」2回戦レポート

11月に入り「M-1グランプリ2009」の2回戦が始まった。今回お笑いナタリーは、11月7日に東京・ラフォーレミュージアム原宿にて行われた2回戦を観戦。史上最も熾烈な戦いとなったその模様を駆け足で紹介したい。

2回戦4日目となるこの日の出場者は126組で、MCを務めたのはショウショウ。ベテラン劇場番長ならではの物腰やわらかな進行で会場の空気も和んでいた。なお、前日までに南海キャンディーズ、NON STYLE、ハリセンボンなどの決勝経験コンビはすでに3回戦出場を決めていた。

出場者の中には、華麗なヨーヨーさばきを漫才に織り交ぜてきたボヨンボヨンや、実際に携帯電話会社の上司と部下であるアマチュアコンビ御社弊社などの変わり種も登場。ともに不合格だったものの、1回戦を突破した実力を十分にアピールしていた。一方、飛石連休、流れ星、ハマカーンなどのM-1常連コンビたちは順調に3回戦へと進出。この1年の成果を見せるべく安定感のある漫才を披露した。

126組中、3回戦出場を決めたのは26組。本気の漫才を見せた勝山梶、ふくろとじら勢いのある芸人たちもここで散っていった。ただし、2回戦がすべて終了したあとに、追加の通過者が発表される可能性もある。

大阪2回戦は11月13日から3日間HEP HALLにて開催。準決勝進出を賭けた熾烈な3回戦をより楽しみたい人には、残り少ない2回戦の観覧をオススメする。