シソンヌライブ「一番いい状態」で開幕、来年の約1カ月公演も決定

「シソンヌライブ『six』」が昨日4月5日に開幕した。

これはシソンヌが2013年に立ち上げた「シソンヌライブ」の第6弾。4月9日（日）まで東京・本多劇場で上演される。当初から目標としていた本多劇場での開催は今回で2回目。前回得た経験から、大きな舞台で映える演出により力が入れられている。

昨日の開演前、ゲネプロを終えた2人に話を聞くと、じろうは通し稽古も回を重ねていることから「これまでで一番いい状態で本番を迎えられそう」と手応えを感じている様子。ネタに関しては、ネタ出しの段階で「本多（劇場）じゃないほうがいいな」とボツにした案も多く、苦労したと明かす。長谷川によれば1本目の会話を中心としたネタの見せ方が特に悩んだところ。「稽古場でも、じろうと『なんか違うなー』って。登場人物の年齢を変えてみたり、迷走しました」と語るように試行錯誤して今の形に辿りついた。映像を使いながら多彩なコントが次々繰り出される中には、いつにもまして異常性の高いネタも。じろうは「春だからじゃないですか？」と笑った。

またこの公演の折込チラシで来年8月1日（水）から26日（日）の約1カ月、シソンヌが「シソンヌライブ『sept』」を開催することが明らかに。会場はシソンヌライブの第1弾「une」を行った東京・赤坂RED/THEATERだ。じろうは「久しぶりにぎゅっとしたところに戻るので、それを楽しめたら。顔や動きの細かいボケを増やしたい」と期待を述べた。なお「シソンヌライブ『six』」の前売りチケットはすべて完売しているが、全公演、開演60分前より劇場受付にて先着順で当日券が販売される。